ヒジリクロス「がんばる記」
2002年2月7日(木) ツインアタック特別 サラ3歳 交流選抜馬
第2回浦和4日目 第9レース (ダ1,400m) 曇り 重
出走馬
馬 | 質 | 馬名 | 性 | 齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 | 前走 |
1 | 差 | キンセイジュビリー | 牝 | 3 | 木村佳 | 53 | (浦和)広瀬 | 大井 1/09 3歳 鷹見53 ダ149 11/14 473 |
2 | 差 | エアービン | 牝 | 3 | 工藤 | 53 | (浦和)中矢 | 浦和 1/15 3歳 秋田53 ダ14 6/10 450 |
3 | 追 | ゴーウィズウィンド | 牡 | 3 | 後藤 | 54 | (美浦)国枝 | 新潟 7/29 新馬 北村53 ダ12 8/11 466 |
4 | 逃 | マロンダンディ | 牡 | 3 | 森下 | 54 | (浦和)野口 | 浦和 1/17 3歳 森下54 ダ14 4/10 478 |
5 | 差 | セイウンカラット | 牡 | 3 | 木幡 | 54 | (美浦)杉浦 | 東京 1/27 未勝利 木幡55 ダ14 5/14 468 |
6 | 追 | ベルモントパピヨン | 牝 | 3 | 北村 | 53 | (美浦)小西一 | 東京 1/14 未勝利 北村53 ダ16 7/16 446 |
7 | 追 | ヒジリクロス | 牝 | 3 | 古川寛 | 53 | (美浦)田子 | 東京 1/20 未勝利 石神50 ダ12 12/16 444 |
8 | 先 | ミスターフルマーク | 牡 | 3 | 湯浅 | 54 | (船橋)林正 | 船橋 1/02 3歳 湯浅54 ダ14 2/11 497 |
9 | 追 | ダイヤピアス | 牡 | 3 | 池田 | 54 | (美浦)岩城 | 東京 1/13 未勝利 池田55 ダ16 13/16 442 |
10 | 逃 | クリスタルアイズ | 牝 | 3 | 橋 | 53 | (浦和)稲葉 | 浦和 1/15 3歳 橋53 ダ14 8/10 460 |
11 | 逃 | ミラクルコール | 牝 | 3 | 高橋哲 | 53 | (浦和)内野 | 浦和 1/15 未出走 的場文53 ダ8 1/7 396 |
12 | 先 | トップペンタゴン | 牡 | 3 | 的場文 | 54 | (美浦)古賀一 | 東京 1/19 未勝利 菊池52 ダ12 8/15 446 |
これまで5戦していずれも2桁着順と結果がついてこないヒジリクロス。気分一新、浦和競馬の交流競争に登録してきた。果たしてレース前日のNARホームページで確認すると確かに出走馬柱に名前が載っている。小回りの競馬場でどんな走りをするのか、興味津々で駆けつけた。
パドック。これまでは白いメンコを着けていたヒジリクロスだったが、今日は青いメンコで登場。これまでに比べて頭も大分上がってきて、何かしら闘志が感じられる。歩様も力強くなって、良い雰囲気だ。しかし、人気は残念ながらブービー人気。パドックで、後ろの地元のおじさんたちが、「やっぱりJRAの馬は皆良い体しているなあ。この7番だって成績は悪いけど走りそうだなあ」と話し合っていたことを付け加えておこう。ちなみに1番人気はベルモントパピヨン。久々を叩いた2走目で気配も上々。2番人気は4戦全て2着の船橋からやってきたミスターフルマーク。以下、トップペンタゴン、セイウンカラットのJRA勢。さらに、マロンダンディ、ゴーウィズウィンド、クリスタルアイズ、キンセイジュビリー、ミラクルコール、ダイヤピアス。ヒジリクロス、エアービンの順。ヒジリクロスの鞍上は主戦古川寛和騎手。障害で落馬した影響はもう無いのかな。
レースは1400mの左回りダートコース。1400mといっても小回りの浦和競馬場だけに、スタート位置は4コーナーを回ったところ。ここからスタンド前を通って、1周回って帰って来るコース。
レーススタート。激しい先行争いを抜け出してスタンド前では10クリスタルアイズ、4マロンダンディが先行。1馬身差で6ベルモントパピヨン、8ミスターフルマーク。その後ろの内に7ヒジリクロス、外に12トップペンタゴンが並んで追走。以下、11ミラクルコール、9ダイヤピアス、5セイウンカラットあたりも遅れず追走。入れ替わりがあって1コーナーでは、先頭10クリスタルアイズ、6ベルモントパピヨン、8ミスターフルマーク、12トップペンタゴンが横一線。さらに内に4マロンダンディが追走して先行集団を形成。7ヒジリクロスが2馬身差で、さらに11ミラクルコールが1馬身半差で、そのさらに1馬身半後ろに9ダイヤピアスが着いていく。5セイウンカラット、3ゴーウィズウィンド、1キンセイジュビリー、2エアービンは置いていかれてしまう状態。
向こう正面で、7ヒジリクロスが前の馬を交わすように追い上げていく。7ヒジリクロス今日はなかなか積極的な競馬である。さらに、後方では3ゴーウィズウィンドが捲くってきた。3コーナーで先行する10クリスタルアイズ、6ベルモントパピヨン、8ミスターフルマークが2馬身先行。7ヒジリクロスが4番手に。ここで8ミスターフルマークが脱落。10クリスタルアイズ、6ベルモントパピヨンがお互いに譲らず先頭争い。後方から上がってきた3ゴーウィズウィンドが7ヒジリクロスに並びかけて4コーナーで並んだ。先頭2頭から3馬身以上離されて、3ゴーウィズウィンド、7ヒジリクロスが3番争いで最終コーナーを回り直線へ。後続馬も差を詰めてくる。
直線に向いて10クリスタルアイズ、6ベルモントパピヨンに3ゴーウィズウィンドが加わって激しい先頭争い。7ヒジリクロスは最内にコースを取ってムチが入る。結局、ゴール手前でスッと抜け出した6ベルモントパピヨンが1着。大外を追い込んだ3ゴーウィズウィンドが1馬身差で2着。逃げた10クリスタルアイズは最後にハナ差交わされて3着。7ヒジリクロスは上位3頭には追いつけなかったものの4着を確保。
レース結果
順 馬 馬名 体重 増減タイム/差 1 6 ベルモントパピヨン 446 01:27.8 2 3 ゴーウィズウィンド 465 -11 3 10 クリスタルアイズ 460 0ハナ 4 7 ヒジリクロス 440 -44 5 5 セイウンカラット 468 02・1/2 6 12 トップペンタゴン 435 -111 7 1 キンセイジュビリー 487 +141 8 8 ミスターフルマーク 498 +11/2 9 9 ダイヤピアス 444 +23/4 10 2 エアービン 450 01・1/2 11 11 ミラクルコール 395 -13/4 12 4 マロンダンディ 465 -135 今日は積極的な競馬で、初の掲示板。交流競走とはいえやったねヒジリクロス!新馬のときより大分成長が感じられるようになったのは嬉しい限り。初勝利目指してがんばれ!