ヒジリクロス「がんばる記」
2002年1月20日(日) 3歳牝馬未勝利 サラ3歳 [指] 馬齢
第1回東京8日目 第1レース (ダ1,200m) 晴れ 良
出走馬
馬 | 質 | 馬名 | 性 | 齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 | 前走 |
1 | 追 | ツーショット | 牝 | 3 | 小野 | 53 | (美浦)伊藤伸 | 札幌 8/11 牝新馬 小野53 芝10 11/13 454 |
2 | 先 | サンライトクロユリ | 牝 | 3 | △梶 | 51 | (美浦)堀井 | 中山12/09 牝未勝利 梶51 芝16 2/16 440 |
3 | 差 | カネサイウイナー | 牝 | 3 | 坂井 | 53 | (美浦)菅原 | 中山12/15 未勝利 田島翔50 芝12 5/16 428 |
4 | 先 | ピュールアムール | 牝 | 3 | ▲柄崎 | 50 | (美浦)国枝 | 東京 1/05 牝未勝利 梶51 ダ12 2/16 428 |
5 | 差 | ミナミノムーン | 牝 | 3 | 田中勝 | 53 | (美浦)加賀 | 札幌 9/16 未勝利 鈴来50 ダ10 6/11 422 |
6 | 差 | クインアロー | 牝 | 3 | 木幡 | 53 | (美浦)矢野照 | 東京 1/06 未勝利 木幡53 ダ16 9/16 466 |
7 | 差 | ステラセレナード | 牝 | 3 | 後藤 | 53 | (美浦)国枝 | 新潟 8/12 新馬 後藤53 芝10 5/13 486 |
8 | 差 | ヤクモシャーディー | 牝 | 3 | 武士沢 | 53 | (美浦)佐藤征 | 中山12/01 未勝利 小林淳53 芝16 10/13 412 |
9 | 先 | エイシンカリー | 牝 | 3 | 横山典 | 53 | (美浦)鈴木伸 | 東京 1/05 牝未勝利 横山典53 ダ12 3/16 416 |
10 | 追 | レーブサンファン | 牝 | 3 | ☆嘉藤 | 52 | (美浦)佐藤吉 | 東京 1/05 牝未勝利 大西53 ダ12 13/16 422 |
11 | 追 | ヒジリクロス | 牝 | 3 | ▲石神 | 50 | (美浦)田子 | 中山12/22 牝未勝利 古川寛53 ダ12 10/16 446 |
12 | 先 | ウィッチダンス | 牝 | 3 | 蛯名 | 53 | (美浦)相沢 | 中山12/22 未勝利 横山義53 芝16 7/16 434 |
13 | 差 | スーパージョーンズ | 牝 | 3 | 穂苅 | 53 | (美浦)和田 | 福島11/11 新馬 岩部53 ダ10 7/12 426 |
14 | 差 | タイムマーガライト | 牝 | 3 | 江田照 | 53 | (美浦)中野栄 | 阪神12/15 未勝利 吉田稔53 芝16 16/16 468 |
15 | 差 | ジェネスハッピー | 牝 | 3 | 古川寛 | 53 | (美浦)田村駿 | 中京12/01 新馬 古川寛53 芝12 8/13 436 |
16 | 逃 | クリノマチルダ | 牝 | 3 | 郷原 | 53 | (美浦)秋山 | 東京 1/07 抽未勝利 郷原53 ダ16 10/16 466 |
東京・中山と4戦して、いずれも2桁着順で結果が出ないヒジリクロス。年が明けて牝馬限定の未勝利レースに出走である。鞍上に、これまでの古川寛和騎手から減量騎手の石神騎手を配して上位食い込みにチャレンジである。
東京第1レースに出走ということで朝早くに私も出馬。人影もまばらな東京競馬場パドックで開始を待つ。これまでいつもパドックで頭を下げっぱなしで、元気が感じられなかったヒジリクロス。しかし、程なくパドックに現れた今日はいつもに比べて頭を上げ加減でやる気が感じられる。ともあれ、大きなことは言えない。掲示板に乗ってくれさえすれば上々である。騎手が騎乗すると気合が入ってきたのか首を上げ下げして少しうるさくなってきた。おとなしいよりはこっちのほうが頼もしい。がんばれヒジリクロス。
馬場入り開始。今までヒジリクロスはメンコを着けっぱなしでレースをしていたが、今回は馬場入りするとメンコをはずしてしまった。初の素顔を公開である。懐かしい芦毛の顔を見てうれしくなった。そしてヒジリクロス、元気に1コーナーに飛び込んで行った。
人気は、前走芝1600mで2着のサンライトクロユリ。夏の新潟で出走、休養明けのステラセレナード。連闘で期待のクリノマチルダ。以下、エイシンカリー、ピュールアムール、ツーショット、カネサイウイナー、ウィッチダンス、クインアロー、タイムマーガライト、ミナミノムーン、ジェネスハッピーといった順。われらが、ヒジリクロスは13番人気で仕方がないところ。さらに、ヤクモシャーディー、レーブサンファン、スーパージョーンズと続いた。
東京ダート1200mは向こう正面からスタートで、スタンドからはまったく見えない。オーロラビジョンでスタートを確認するうちにレーススタート。1ツーショット、15ジェネスハッピーが先頭を争って3コーナーへ。続いて2サンライトクロユリ、4ピュールアムール、7ステラセレナード、16クリノマチルダが集団で、さらに後ろに12ウィッチダンス、3カネサイウイナー、6クインアローが続く、11ヒジリクロスは中段の外めを8ヤクモシャーディー、10レーブサンファンらと共に元気に追走。
4コーナーでも先頭はあいかわらず1ツーショット、15ジェネスハッピーが譲らず。3番手を16クリノマチルダが伺いつつも各馬集団で最終コーナーへ。直線に向いて先頭から中段までは距離が詰まってきて激しい叩き合い。11ヒジリクロスは後続の集団の外寄りコースを必死に追っている。残り200mで11ヒジリクロスの外を14タイムマーガライトが最後方から追い上げてきた。ぐんぐん追い上げて来るが、先頭集団はどの馬が勝ってもおかしくないほどに激しい先頭争いだ。
結局、最後方から激しく追い上げた10番人気の14タイムマーガライトが2着を1/2馬身で差し切って1着。2着は粘った1番人気の2サンライトクロユリ。ハナ差で9エイシンカリーが3着。これも後方から追い上げた馬だった。11ヒジリクロスはがんばったものの他の馬もがんばったので12着にとどまった。
レース結果
順 馬 馬名 体重 増減 タイム/差 1 14 タイムマーガライト 466 -2 1:15.4 2 2 サンライトクロユリ 436 -4 1/2 3 9 エイシンカリー 422 +6 ハナ 4 16 クリノマチルダ 470 +4 アタマ 5 12 ウィッチダンス 426 -8 クビ 6 1 ツーショット 460 +6 1・3/4 7 15 ジェネスハッピー 438 +2 ハナ 8 8 ヤクモシャーディー 418 +6 ハナ 9 3 カネサイウイナー 430 +2 ハナ 10 6 クインアロー 466 0 ハナ 11 4 ピュールアムール 428 0 1/2 12 11 ヒジリクロス 444 -2 1・1/2 13 5 ミナミノムーン 440 +18 3/4 14 13 スーパージョーンズ 440 +14 1・3/4 15 7 ステラセレナード 486 0 3/4 16 10 レーブサンファン 424 +2 1・3/4 ハナハナハナハナなんて着差があるように12着といってもそんなに1着からは離された感じがしないレースだった。まだまだこれからだよ、しっかりカイバを食べて体を作ればやれるさヒジリクロス!