サテライトエース「がんばる記」
2002年1月5日(土) サラC3二
第15回宇都宮1日目 第5レース (ダ1,400m) 曇り 良
出走馬
馬 | 質 | 馬名 | 性 | 齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 | 前走 |
1 | 自 | (アア)オートライ | 牡 | 5 | 鈴木正 | 55 | (宇都)中村憲 | 足利11/24 C3 鈴木正55 ダ14 6/10 445 |
2 | 先 | オースミアイアン | 牡 | 7 | 森泰斗 | 55 | (足利)佐藤裕 | 宇都12/06 C3 水野貴55 ダ14 8/11 497 |
3 | 自 | ニシネウインドミル | 牡 | 5 | 粂川京 | 55 | (足利)小林昭 | 宇都12/28 C3 青木秀55 ダ14 8/11 415 |
4 | 逃 | オレンジベル | 牝 | 4 | 加藤和 | 54 | (足利)早川行 | 中京11/25 500万下 藤原英53 ダ18 16/16 444 |
5 | 差 | サテライトエース | セ | 4 | 大木義 | 55 | (足利)手塚佳 | 新潟10/20 未勝利 水野貴55 ダ18 8/14 464 |
6 | 自 | ヒカリベリドット | 牡 | 6 | 山田博 | 55 | (宇都)中村憲 | 宇都 6/24 C3 山田博55 ダ14 6/12 438 |
7 | 差 | マジソンアベニュー | 牡 | 5 | 小野三 | 55 | (足利)岡克彦 | 宇都12/28 C3 小野三55 ダ14 6/11 480 |
8 | 先 | ミナミノプリンス | 牡 | 4 | 内田利 | 55 | (足利)長島茂 | 福島11/10 500万下 中舘55 ダ18 11/13 454 |
9 | 自 | マイネルスパンカー | セ | 7 | 藤江渉 | 55 | (足利)早川実 | 足利11/21 C3 徳井53 ダ14 9/10 444 |
10 | 追 | ブロンディーラリー | 牡 | 8 | 佐々木 | 55 | (足利)小林昭 | 宇都12/28 C3 佐々木55 ダ14 7/11 474 |
11 | 追 | キシュウエナージ | 牡 | 8 | 三上智 | 55 | (足利)岩渕良 | 宇都12/27 C3 藤江渉55 ダ14 10/11 506 |
中央では惜しい2着はあったものの、とうとう勝利をあげることができず北関東・足利競馬に移籍したサテライトエース。入れ込む気性ゆえに、その持てる力の半分も出せていないことが歯がゆい限りであった。移籍緒戦は必ず応援に行こうと待ちに待ったが2002年年明けの宇都宮初日に登場である。
東京は快晴だったのだが、車が北上するにつれて天気が怪しくなり小雪が舞う天気。どうなることかと思ったが競馬場周辺は曇ってはいるものの天気悪化はなさそう。寒さもそれほどでなく、正月競馬としては比較的過ごしやすい気がした。観客もいつもの宇都宮競馬場よりは賑わっていた。
パドックに現れたサテライトエース。青いメンコでせっかくの星が見えないのが残念。様子はJRA時代とあまり変わらず、少々チャカついている。こんなものでしょう。
人気はJRAからの移籍組オレンジベル、ミナミノプリンス。前者は道営で認定勝ち、後者は未勝利も評価は高い。3番人気は地元オースミアイアン。北関東で4勝、前走は休み明けで叩いてここは好走可能。4番人気はサテライトエース。続いて、アラブのオートライ。2,3歳時はトップレベルで戦っていたそうである。以下、マジソンアベニュー、ヒカリペリドット、ニシネウインドミル,キシュウエナージ、マイネルスパンカー、ブロンディーラリーと続いた。サテライトエースの鞍上は大木義一騎手。北関東リーディング、ただいま6位の名手である。期待大!
レーススタート。各馬出遅れも無くきれいにスタートする。先行したのは2オースミアイアン、4オレンジベル。スタンド前では直後に8ミナミノプリンス。続いて内にスタート後控えた1オートライ、行き脚ついた10ブロンディーラリーがほぼ併走して、半馬身後ろに5サテライトエース。以下、11キシュウエナージ、6ヒカリペリドット、3ニシネウインドミル、7マジソンアベニューが遅れずに追走。しんがりの9マイネルスパンカーは3馬身遅れて。
2コーナーでは先頭2オースミアイアン、4オレンジベル、8ミナミノプリンスが1列に。1馬身半離れて1オートライ、10ブロンディーラリーが追走し、続いて5サテライトエース。3ニシネウインドミル、6ヒカリペリドットが上がってきて、11キシュウエナージ、7マジソンアベニューと入れ替わる。向こう正面で2オースミアイアン、4オレンジベル、8ミナミノプリンスが一固まりになってやりあっている。
3コーナー手前でトップ3頭が併走状態。3馬身後ろに続く1オートライ、10ブロンディーラリーが約1馬身差の間隔。5サテライトエースは2馬身離されて6番手。ここで1オートライがずるずる後退。一方、大外を6ヒカリペリドットが追い上げ、10ヒカリペリドットとともに前を追う体勢。
4コーナー手前で2オースミアイアンが後退し、4オレンジベル、8ミナミノプリンスが抜け出す。これを6ヒカリペリドット、10ブロンディーラリーが2オースミアイアンを交わしながら追い上げる。5サテライトエースも必死に追撃体勢。結局、4コーナー手前で早めに抜け出した2頭の4オレンジベル、8ミナミノプリンスが主位を争い、4オレンジベルが8ミナミノプリンスをハナ差制して1着。2着8ミナミノプリンス。3着は7馬身差で6ヒカリペリドット。5サテライトエースは6ヒカリペリドットへの追撃及ばず3/4差で涙を呑んで4着だった。
レース結果
順 馬 馬名 体重 増減 タイム/差 1 4 オレンジベル 442 -2 1:34.2 2 8 ミナミノプリンス 475 +21 ハナ 3 6 ヒカリペリドット 452 +14 7 4 5 サテライトエース 472 +8 3/4 5 3 ニシネウインドミル 415 0 3 6 7 マジソンアベニュー 487 +7 1/2 7 11 キシュウエナージ 497 -9 3/4 8 10 ブロンディーラリー 472 -2 2 9 2 オースミアイアン 499 +2 6 10 9 マイネルスパンカー 442 -2 1・1/2 11 1 オートライ 430 -15 6 初の宇都宮で勝ち馬には大きく差をつけられたが、道中の行きっぷりもなかなか良くて安心。これは直ぐにも初勝利できると確信して帰路についたのであった。新天地でがんばれ!サテライトエース!