サテライトマキ「がんばる記」

2000年9月22日(金) 4歳 サラ系4歳
第7回船橋4日目 第3レース (ダ1,400m) 晴れ 良

出走馬

馬名 騎手 斤量 厩舎 前走
1 マエノプレステージ 4 佐藤祐 53 (船橋)出川博 船橋 8/22 4歳 田中50 ダ14 9/12 452
2 クラクエンボーイ 4 岩城 54 (川崎)足立 川崎 9/18 4歳 岩城54 ダ14 9/10 441
3 トートプレジャー 4 小林照 54 (船橋)佐藤勇 船橋 8/22 4歳 白田54 ダ14 10/12 445
4 コアレスドーツ 4 張田 53 (船橋)柿本 船橋 8/23 未出未受 佐藤隆53 ダ12 5/10 486
5 タケデンタキシード 4 桑島 53 (船橋)坂本昇 船橋 8/22 4歳 桑島53 ダ14 6/12 462
6 マドンナハット 4 福士 53 (浦和)鹿沼作 船橋 9/7 4歳 小林真53 ダ14 10/11 453
7 ゴライコウイッセイ 4 野口正 54 (船橋)後藤 船橋 3/9 4歳 矢内54 ダ12 11/11 448
8 サテライトマキ 4 白田 54 (船橋)佐々清 船橋12/30 3歳新馬 野口正54 ダ10 3/10 459
9 アクティブクレン 4 篠田 54 (船橋)佐々功 船橋 8/22 4歳 伊藤54 ダ14 11/12 517
10 バブルカムロード 4 森下 53 (船橋)熊坂 船橋 8/23 未出未受 野口正53 ダ12 4/10 451
11 ツクバパレード 4 湯浅 54 (船橋)林正 船橋 8/22 4歳 湯浅54 ダ15 10/12 474

サテライトファーム生産馬のサテライトマキ。新井昭二牧場で余生を送っているパーゴラの仔だけに思い入れもあり、久々の競馬と聞いて、さっそく応援に行った。場所は船橋競馬場。同じ出身馬のサテライトケーと同日に出走で一石二鳥なのである。

鞍上:白田日出夫騎手パドックサテライトマキ、昨年12月末に3歳新馬戦を使って以来9ヶ月ぶりの実戦である。+32kgは成長分であろう、馬体に緩い感じは全く無い。パドックでは少々うるさい面が出ているが、これは久々ということでしようがなかろう。他馬は順調に使われている馬たちばかりで、サテライトマキの不利は否めないところである。それでも人気は、バブルカムロードコアレスドーツ、の2頭の牝馬に続いて、サテライトマキは3番人気。新馬戦3着、調教でも良い動きという点が評価されているのであろう。以下、タケデンタキシードゴライコウイッセイマエノプレステージマドンナハットトートプレジャー、クラクエンボーイ、ツクバパレード、アクティブクレンの順であった。しかし、船橋はどのレースも牝馬が優勢。サテライトマキ以外の上位人気は皆、牝馬であった。

レーススタート。スタートで11ツクバパレード、9アクティブクレンが出遅れる。さっとトップに躍り出たのは8サテライトマキ。内から1マエノプレステージ、外から1番人気の10バブルカムロードが前を伺うものの、8サテライトマキのリードはスタンド前で早くも1馬身。そのまま1コーナーへ。10バブルカムロードが果敢に前に出ようとするが、コーナリングの差で8サテライトマキとの差は詰まらない。1コーナーで先頭は8サテライトマキ、1馬身差で10バブルカムロード、さらに1馬身差の内に1マエノプレステージ、外に2番人気の4コアレスドーツが並走する。続いて、2馬身差で5タケデンタキシード。さらに2馬身くらい後方に、3トートプレジャー、7ゴライコウイッセイ、6マドンナハット、11ツクバパレード、9アクティブクレン、2クラクエンボーイが集団となって追いかける位置取り。このまま2コーナーまで順位は変らず。スタート直後先頭で

向こう正面で4コアレスドーツが1マエノプレステージを交わして3番手にあがる。さらに、5タケデンタキシードが外から捲くって一気に2番手まで上がってくる。3コーナーで、先頭は依然として8サテライトマキ、2番手に半馬身差で5タケデンタキシード、さらに1馬身差の3番手に10バブルカムロード、3馬身差で4コアレスドーツが4番手。直後に1マエノプレステージ、6マドンナハットが続く。3コーナーから4コーナーにかけて先行3頭が後続を完全に引き離す。第2集団では6マドンナハットが4コアレスドーツを交わして集団の先頭に立つ。

4コーナーを回って、3頭が追い出す。残り250mで、8サテライトマキが抜け出しそのまま、独走して1着。3コーナー手前で動いた5タケデンタキシードが3馬身差の2着。第2集団から追い込んだ6マドンナハットが前を行く10バブルカムロードを交わして3着であった。

レース結果余裕の1着

馬名 体重 増減 タイム/差
1 8 サテライトマキ 491 +32 1.32.4
2 5 タケデンタキシード 462 0 3
3 6 マドンナハット 450 -3 1
4 10 バブルカムロード 449 -2 1
5 4 コアレスドーツ 493 +7 5
6 3 トートプレジャー 442 -3 3
7 7 ゴライコウイッセイ 462 +14 2・1/2
8 11 ツクバパレード 480 +6 クビ
9 1 マエノプレステージ 463 +11 3
10 2 クラクエンボーイ 438 -3 2
11 9 アクティブクレン 510 -7 5

最後は控えるほどの3馬身差の楽勝。4コーナーを回ったところで安心して見ていられた。休み明けでも馬体は締まって、次走以後も活躍が期待できそう。また、楽しみが増えたというものである。

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