サテライトパーゴラ「がんばる記」
2002年9月15日(日) 2歳新馬 サラ2歳 [指] 馬齢
第4回新潟4日目 第2レース (芝直1,000m) 晴れ 良
出走馬
馬 | 馬名 | 性 | 齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 | 前走 |
1 | ハーレイ | 牡 | 2 | ▲井西 | 50 | (美浦)阿部 | 初出走(父:ビコーペガサス、母:オオミアルダン) |
2 | タマコンコルド | 牡 | 2 | 沢 | 53 | (美浦)古賀ー | 初出走(父:フサイチコンコルド、母:メイクマイバンドル) |
3 | ジョイオブベイダー | 牝 | 2 | 田中剛 | 53 | (美浦)柄崎 | 初出走(父:スキヤン、母:ベイダー) |
4 | ハヤザキ | 牝 | 2 | ▲柄崎 | 50 | (美浦)柄崎 | 初出走(父:ウイニングチケット、母:サチモジヤンヌ) |
5 | タヤスエステル | 牝 | 2 | 柴田未 | 53 | (美浦)高木 | 新潟 9/07 新馬 柴田未53 芝14 2/18 438 |
6 | ミヤコノガッツ | 牡 | 2 | △石神 | 51 | (美浦)成宮 | 初出走(父:タイキブリザード、母:ロマンシンザホオン) |
7 | カスミソウ | 牝 | 2 | 田中勝 | 53 | (美浦)高橋裕 | 初出走(父:タイキシヤトル、母:ビクトリアウインク) |
8 | ケージーアフリート | 牡 | 2 | 岡部 | 53 | (美浦)前田 | 初出走(父:アフリート、母:ケージートップ) |
9 | サテライトパーゴラ | 牝 | 2 | 土谷 | 53 | (美浦)田子 | 初出走(父:スターオブコジーン、母:パーゴラ) |
10 | フロラシオン | 牝 | 2 | 後藤 | 53 | (美浦)高橋裕 | 初出走(父:トニービン、母:コウチミント) |
11 | シルクグローリアス | 牝 | 2 | 伊藤暢 | 53 | (美浦)大和田 | 初出走(父:フジキセキ、母:カンカン) |
12 | スチェッソ | 牡 | 2 | 江田照 | 53 | (美浦)萱野 | 初出走(父:テンビー、母:ロクサーヌ) |
サテライト軍団の礎を作ってくれたといっても過言ではない功労牝馬パーゴラの最後の産駒がいよいよデビュー。姉には新井昭二牧場で繁殖として過ごしているサテライトルビー、サテライトセイコーなど、兄にはくしくも同じ名前がつけられたサテライトパーゴラに船橋競馬で活躍中のサテライトマキなどがいる。サテライトパーゴラと母馬の名前をもらってつけたのもオーナーさんの思い入れであろうか。さて、とねっこの時には「肢のつなぎが長いので、この仔は大きくなるよ」と牧場で聞いていただけに、どのくらい大きくなったのか楽しみである。1歳の時には同期の牝馬がいないため空胎の母馬たちと一緒にすごしていただけに、女らしく優しい性格がほの見えて可愛いらしい馬に成長していきそうな予感がしていた。そんな思いを抱きながらのTV観戦。
馬体重は470kgとの発表。牝馬なら十分大きい方だ、やっぱり大きく育ってくれたと感慨にふける。パドック解説では、すらっとした馬体で短距離はどうか、もっと長い方が良いのではという発言。事前情報では、結構タイムが出ていると聞いていただけに頑張ってと願うのみ。
人気は唯一の出走新馬タヤスエステルにまず集まっている。緒戦芝1400mで2着に入り、ここは連闘だが直線1000mとがらりとコースが変わってでとまどいそうなのだが、、、さて?2番人気は鞍上岡部の魅力と、バクシンオーの肌にアフリ−トとダート向きの気もしないではないが調教も良いと評価の高いケージーアフリート。この2頭の人気が抜けているが、続いてスチェッソ、フロラシオン、ミヤコノガッツ、シルクグローリアス、ジョイオブベイダー、タマコンコルド、カスミソウとつい先日までターフを沸かせた雄馬たちの産駒がずらりと並ぶ。我が、サテライトパーゴラは残念ながら10番人気。調教師も使いつつとのコメントでトーンは低い。仕方がないか、、、以下、ハーレイ,ハヤザキの順であった。サテライトパーゴラの鞍上は土谷騎手。
レースは新潟名物!直線の芝1000m。12頭が覇を競う。スタートはきれいに一直線。スタート後ゆるい上り坂が200m過ぎあたりまで続く。ここで、先頭集団は先頭わずかに6ミヤコノガッツ、外に8ケージーアフリート、11シルクグローリアス、12スチェッソ。内に5タヤスエステルと、ほとんど5頭並んで競り合う形。1馬身後ろに、内から3ジョイオブベイダー、7カスミソウ、9サテライトパーゴラ、10フロラシオンなどが続く。各馬、外ラチ側が伸びると知ってなのか徐々に外へ外へと寄せてくる。下り坂になって内から3ジョイオブベイダーがするすると抜け出してきて先頭集団に加わって交す勢いだ。
残り400mで内を突いた3ジョイオブベイダーが先頭に立って、直後に8ケージーアフリート、外ラチ沿いを12スチェッソが抜け出す。残り200mで3頭のトップ争いに。後続はついていけず。
結局、ゴール前もうひと伸びした8ケージーアフリートが1着。2着はクビ差で3ジョイオブベイダー。12スチェッソは最後詰められず2馬身差の3着であった。9サテライトパーゴラは伸びきれず、人気よりも1つがんばって9着だった。
レース結果
順 馬 馬名 体重 増減 タイム/差 1 8 ケージーアフリート 496 初出走 0:57.7 2 3 ジョイオブベイダー 498 初出走 クビ 3 12 スチェッソ 492 初出走 2 4 11 シルクグローリアス 454 初出走 5 5 6 ミヤコノガッツ 498 初出走 1/2 6 4 ハヤザキ 444 初出走 1・1/2 7 5 タヤスエステル 434 -4 クビ 8 7 カスミソウ 400 初出走 1・3/4 9 9 サテライトパーゴラ 470 初出走 クビ 10 1 ハーレイ 444 初出走 4 11 10 フロラシオン 418 初出走 1・1/2 12 2 タマコンコルド 448 初出走 3・1/2 やはり、忙しい競馬は向いていない気がする。タイムがまだまだという調教師コメントが当たっているのだろう。でも、競馬をもっと覚えてくればいけそうだよ。がんばれ!
注)GreenChannelのTV映像をお借りしました。改めて、お礼申し上げます。