グッドソング「がんばる記」

2001年3月1日(木) 珊瑚特別 サラ系一般 C1特別
第20回大井4日目 第9レース (ダ1,600m) 小雨 重

出走馬

馬名 騎手 斤量 厩舎 前走
1 アラノマドンナ 4 53 (大井)栗田裕 大井 2/16 C1特別 堀53 ダ17 10/14 448
2 トップナンバー 4 宮浦 55 (大井)辻野 大井 2/16 C1特別 宮浦55 ダ17 8/14 469
3 デビットフォンテン 6 戸崎 55 (大井)山田秀 大井 2/16 C1特別 戸崎55 ダ17 14/14 509
4 リワードグランツ 6 △宮崎 53 (大井)太田 大井 2/16 C1特別 宮崎53 ダ17 13/14 474
5 エイコウフェイス 4 達城 53 (大井)高岩隆 大井 2/14 C1 達城53 ダ14 1/12 455
6 ナグルパンチ 4 脇本 55 (大井)中村健 大井 2/16 C1特別 脇本55 ダ17 6/14 488
7 タケルナパーク 6 市村 55 (大井)田中利 大井 2/13 C1 市村55 ダ16 1/13 466
8 グッドソング 5 石崎 53 (大井)高柳 大井 2/14 C1選抜 石崎53 ダ16 2/12 464
9 ワカゾノヘリオス 6 立花 55 (大井)藤江 大井 2/16 C1選抜 立花55 ダ17 9/14 502
10 マルゼンアカデミー 4 張田 55 (大井)菅原 大井 1/16 C1選抜 矢吹55 ダ16 6/12 495
11 イブキキングマンボ 4 桑島 55 (大井)栗田泰 大井 2/15 C1特別 桑島55 ダ16 2/14 421
12 カネショウレパード 4 鷹見 55 (大井)高岩隆 大井 2/14 C1 鷹見55 ダ16 1/12 467

前走、大井転入緒戦を逃げ粘って2着と好走したグッドソング。岩手のB1クラスで活躍していたのは伊達ではないことを証明して見せた。続く次開催はC1の特別レースに出走登録。今回も好走を期待して大井競馬場に出かけた。しかし、当日は前夜からの雨模様で、すっかり馬場は悪化。重馬場とはいっても表面に水が浮いて、不良といってもおかしくない。ご存知、大井競馬場は重馬場になると馬場が固くなって脚元にはよろしくない。馬が走っている音を聞くとまるでコンクリートの上を走っているようなパカパカいう音が聞こえるのだ。こんな時は無理せず無事に走ってくることが大事。

返し馬。下は水が浮いているグッドソング:石崎隆之騎手パドック開始時刻でもやはり雨。グッドソング、今日は前回と替わって黄色いメンコをしている。馬体重も+2kgと前回とほとんど変らず、気配・馬体共に申し分ない。人気は、実力馬ナグルパンチが1番人気。続いて我が、グッドソング。3番人気のトップナンバーのC1特別実力馬の間に割り込んだ感じだ。4、5番人気は上がり馬、前走C1平場1着のタケルナパークエイコウフェイス。6番人気がイブキキングマンボ。前走特別2着ながら人気が無いのは小柄な馬のせいか。7番人気以下は順に、マルゼンアカデミー、カネショウレパードアラノマドンナワカゾノヘリオス、リワードグランツ、デビットフォンテンであった。鞍上は今回も、船橋いや南関東トップジョッキーの石崎隆之騎手。

ダート1600m外回りは前回と同じ、4コーナー過ぎの直線部からスタートする。あいにくの雨の中、ゴール前はカクテルライトに輝いている。スターター合図でレーススタート。内から2トップナンバーがダッシュ良く飛び出す。負けずにスタート良かった8グッドソングだが、石崎騎手は無理せず2番手外につけて、前からの泥はねを浴びない位置取り。スタンド前は、先頭2トップナンバー、2番手8グッドソングで通過も、後は大集団。1コーナーへかけて徐々に隊列が縦長に。

最後の直線の攻防スタート直後。スタンド前1コーナーでも先頭2トップナンバー、2番手8グッドソングは変わらず。3番手には最内を1アラノマドンナ、外10マルゼンアカデミーが並走して追走。直ぐ後ろに3デビットフォンテン、4リワードグランツ。1番人気6ナグルパンチは7番手。以下、12カネショウレパード、11イブキキングマンボ、9ワカゾノヘリオス、5エイコウフェイス、7タケルナパークと、2トップナンバー、8グッドソング以外の上位人気馬は後ろに控えている。2コーナーにかけて早くも、6ナグルパンチ、12カネショウレパードが前を伺いながら外目を上がって来る。レースは向こう正面へ。向こう正面では12カネショウレパードがさらに仕掛けて6ナグルパンチ、4リワードグランツを交わす勢いで上がって来る。

ついに3コーナーでは12カネショウレパードが5番手まで進出。一方、中段にいた3デビットフォンテンが後退、さらにどんどん下がっていく。不良馬場を嫌がっているようだ。さらに、12カネショウレパードは4コーナーでは3番手まで進出。コーナーを回って直線に。直線は長ーーい400m!

4コーナーを回ったところで先頭2トップナンバー。3馬身後ろに8グッドソング。さらにその外を12カネショウレパードが8グッドソングに襲いかかる。最内1アラノマドンナとの間に挟まれる形になって、間の8グッドソングがチョット左右によれている。しかし、それでも8グッドソングは何も無かったようにムチに反応して追い上げる。残り200m、先頭は依然2トップナンバー。突然、ここらあたりから8グッドソングの勢いが無くなってズルズル後退。後ろから6ナグルパンチがすごい勢いで追い上げてくる。5エイコウフェイス、7タケルナパークあたりも必死に追い上げる。

結局、残り200mからすごい勢いで差してきた6ナグルパンチが2着に2馬身差をつけて快勝。2着は終始逃げて、最後も粘った2トップナンバー。3着は早めの競馬で上がって来た12カネショウレパードが、追い込んだ7タケルナパークをしのぎきってゴール。8グッドソングは直線半ばで失速して8着であった。

レース結果8着でした(矢印)

馬名 体重 増減 タイム/差
1 6 ナグルパンチ 487 -1 1:43.0
2 2 トップナンバー 471 +2 2
3 12 カネショウレパード 469 +2 1
4 7 タケルナパーク 468 +2 アタマ
5 5 エイコウフェイス 455 0 1・1/2
6 4 リワードグランツ 473 -1 1/2
7 1 アラノマドンナ 445 -3 1・1/2
8 8 グッドソング 466 +2 1・1/2
9 9 ワカゾノヘリオス 501 -1 3
10 11 イブキキングマンボ 424 +3 クビ
11 10 マルゼンアカデミー 493 -2 1/2
12 3 デビットフォンテン 509 0 8

4コーナー出口で見せたよろめきは他馬に寄られたためだろうか。今日のような大井の不良馬場では無理しないのが得策。勝つチャンスは直ぐに来るさ、、、

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