ブルーマーブル「がんばる記」
2001年9月19日(水) 特選 サラC2二
第10回船橋2日目 第11レース (ダ1,600m) 曇り 良
出走馬
馬 | 質 | 馬名 | 性 | 齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 | 前走 |
1 | 差 | マルマツスパイラル | 牡 | 4 | 桑島 | 55 | (船橋)高松 | 船橋 8/20 渚特別C1 桑島55 ダ17 7/9 472 |
2 | 追 | アレミスピード | セ | 6 | 山中 | 55 | (船橋)渋谷 | 船橋 8/21 C2 山中55 ダ16 11/12 489 |
3 | 追 | レインボーオペラ | 牝 | 6 | 石井 | 53 | (船橋)函館喜 | 浦和 9/05 C2 石井53 ダ14 7/12 461 |
4 | 追 | トップランボー | 牡 | 6 | △田中 | 53 | (船橋)柿本 | 大井 8/09 潮風特別C2 石崎隆55 ダ16 7/14 519 |
5 | 先 | ブルーマーブル | 牝 | 4 | 佐藤隆 | 53 | (船橋)及川 | 浦和 9/04 C2 佐藤隆53 ダ14 8/10 427 |
6 | 先 | リッショウマジック | 牡 | 5 | 矢内 | 55 | (船橋)後藤 | 船橋 3/12 C1 矢内55 ダ16 14/14 478 |
7 | 逃 | ウーマンリブ | 牝 | 5 | 一ノ瀬 | 53 | (川崎)秋山 | 川崎 9/14 C2 河津53 ダ15 9/12 464 |
8 | 先 | エルカミノレアル | 牡 | 5 | 佐藤祐 | 55 | (船橋)玉井等 | 船橋 7/26 C2 佐藤祐55 ダ16 7/8 451 |
9 | 先 | スプリングパルマ | 牡 | 5 | 石崎隆 | 55 | (船橋)林正 | 川崎 8/12 C2 石崎隆55 ダ15 2/12 433 |
10 | 先 | エイコーラップ | 牡 | 4 | 湯浅 | 55 | (船橋)森始 | 船橋 5/29 ベニバナ賞C2 早田55 ダ17 11/14 500 |
11 | 先 | セッサタクマ | 牡 | 6 | 白田 | 55 | (船橋)松代 | 船橋 8/21 C2 石崎隆55 ダ16 10/12 456 |
12 | 先 | ネーチャーレディ | 牝 | 4 | 内田博 | 53 | (船橋)松代 | 浦和 9/05 C2 石崎隆53 ダ14 1/12 456 |
13 | 追 | シードラゴン | 牡 | 4 | 野口 | 55 | (船橋)井手 | 船橋 8/21 C2 野口55 ダ16 7/12 461 |
14 | 差 | ロードミラー | 牡 | 5 | ☆高橋哲 | 54 | (浦和)内野 | 浦和 9/03 秋収特別C2 高橋哲54 ダ16 7/11 440 |
前々走、大井の1600m戦で快勝したものの、小回りの浦和1400mでは伸び切れずに8着と惨敗に終わったブルーマーブル。専門紙では先行馬という評価だが、このところ中段に控えて最後の直線で追い上げる競馬を展開しているだけに、大井や船橋など広い競馬場の方が合っているようだ。地元船橋登場ということで、応援に駆けつけた。
当日は指定交流競走「日本テレビ盃」が行われ、直前まで多数の人で混んでいた。そのなごりで最終レースもかなりの人が注目。聞くところによると、石崎隆之騎手が4500勝をノボトゥルーで狙っていたらしい。ちなみに、レースはアグネスデジタルが安田記念以来のレースで快勝。ノボトゥルーは2着だった。
パドックに現れたブルーマーブルは元気一杯。パドックの外目を活発に周回している。馬体も427kgと、そんなに増えはしていないが、このところ安定しているようだ。牝馬だけに、あまり大きくなって脚元に負担が掛かるよりもこれくらいが良いのかもしれない。なにはともあれ元気なのは良いこと。騎手はこのところ佐藤隆騎手が専任のように乗ってくれている。止まれの合図で騎手騎乗。返し馬もはやる気持ちを抑えるようにゆっくりと駈足で、、、
人気は石崎父(この春から息子の石崎駿騎手が誕生)のスプリングパルマ。前走も2着だし、その前は連勝。なんといっても鞍上の人気だろう。2番人気はネーチャーレディ。前走でC2を1着。浦和での勝ちというのが少々怪しい。3番人気はマルマツスパイラル。4番人気トップランボーは、春先ブルーマーブルが負けている相手。5番人気セッサタクマ、6番人気にブルーマーブルと、エルカミノレアルが並んでいる。以下、シードラゴン、ウーマンリブ、アレミスピードと10番人気まで。
レーススタート。飛び出したのは7ウーマンリブ。5ブルーマーブルも良いスタートを切るが、馬が下がろうとするのか鞍上佐藤隆騎手は出鞭を数発くれて気合をつける。ただし、無理せず中段に位置取る。1−2コーナーを先頭7ウーマンリブ、続いて12ネーチャーレディ、2馬身差で、14ロードミラー。1馬身後れて10エイコーラップ、11セッサタクマ、さらに9スプリングパルマ、1、5ブルーマーブル。このあたりは大集団を形成。2馬身離れて後続が続く。人気どころでは4トップランボーが後方から。
向こう正面で12ネーチャーレディが動いて3コーナーで7ウーマンリブを交わす勢い。後方からは外を4トップランボーがまくってきて3コーナーでは既に4番手。5ブルーマーブルはまだ控えたまま。4コーナーで先頭に12ネーチャーレディが立つ。勢いで追い上げてきた4トップランボーが2番手。14ロードミラー、9スプリングパルマも直ぐ後ろで激しい先頭争い。我が5ブルーマーブルは4コーナーを回ったところで、外側コースに出して先頭の4頭を伺う。
直線での追い比べ。名手石崎父の右手にムチが入ると9スプリングパルマが鋭く抜け出して残り100mで後続を突き放す。必死に追う12ネーチャーレディ、4トップランボーは最後力尽きる。代わって大外を追い上げた5ブルーマーブルが必死に追いすがっていく。がんばれブルーマーブル!
結局、9スプリングパルマが名手を得て1着。5ブルーマーブルが必死に追い上げて1馬身半差の2着。粘った12ネーチャーレディが3着。人気の2頭に5ブルーマーブルが割って入った。
レース結果
順 馬 馬名 体重 増減 タイム/差 1 9 スプリングパルマ 447 +14 1:44.2 2 5 ブルーマーブル 427 0 1・1/2 3 12 ネーチャーレディ 454 -2 3 4 4 トップランボー 520 +1 アタマ 5 1 マルマツスパイラル 471 -1 ハナ 6 8 エルカミノレアル 433 -18 ハナ 7 3 レインボーオペラ 462 +1 1/2 8 14 ロードミラー 437 -3 クビ 9 13 シードラゴン 459 -2 1・1/2 10 2 アレミスピード 483 -6 1/2 11 10 エイコーラップ 474 -26 4 12 11 セッサタクマ 468 +12 ハナ 13 7 ウーマンリブ 462 -2 7 14 6 リッショウマジック 471 -7 1・1/2
大挙14頭のレースで差の無い2着。勝った男馬には仕方が無いにしても、良く頑張ったブルーマーブル。このところ体調も良いのだろうか、馬体重も減らないし。今後も期待がもてそうだ。
しかし、今日は石崎隆之騎手の勝利を素直に祝福しましょう。
石崎騎手4500勝、おめでとうございました。記念すべきレースでしたね!
注)右はレース後、馬寄せに入る1着スプリングパルマ(石崎隆)と、2着ブルーマーブル(佐藤隆)でした。厩務員のお兄ちゃんが嬉しそう!