前走、初勝利後の１戦で２着に敗れたブルーマーブル。大きく離されて敗れたとはいえ、厩舎スタッフに暗さはなかった。これで今後十分にやっていけると確信がもてたのだろうか。
果たしてレース後の、「年明け開催に出走する」との予告通り、新春開催に登録してきた。レースは４歳の特別レース、千両特別。距離も1600mと前走よりさらに100m伸びて、ここが試練の場か。レースは９レースと発走時刻も遅くなった。ブルーマーブルも遅いレースに出走できるようになったものだと感慨ひとしおで競馬場に向かった。三日前の成人式の雪のせいか、天気は晴れでも馬場は渋って重馬場。相変わらず、船橋競馬場は風が吹きすさんで寒い寒い、、、
人気は、ミナミノジョウカーが単勝 1.4倍で１番人気。前走１着で、鞍上石崎騎手では仕方が無いところ。次いで、ナイキブロード、リスポンスシーダ、ダイカツシンゲキの３頭が単勝１０倍以下。以上の４頭が抜けた人気。５番人気にブルーマーブル。が、しかし、人気は24倍と大きく離され、あまり指示が無い。今回も鞍上は佐藤隆騎手。以下、人気順に、グローリカルド、サツマホープ、カシワアケボノ、シャコーアジャスト、マルゼンフォーラム、イベルフローラであった。
レースは１ミナミノジョウカーがダッシュ良く跳び出して先頭に立つ。続いて６ダイカツシンゲキ、10マルゼンフォーラム、９サツマホープあたりが追いかける。２ブルーマーブルは後手を踏んで正面で他馬にどんどん先に行かれて後ろに下がる一方。１コーナーでは９番手あたりに下がってしまった。２コーナー、向こう正面、３コーナーと殆ど各馬の位置取りは変わらず淡々とレースは流れる。距離を警戒してなのか。
４コーナーでは先頭１ミナミノジョウカー。２−３馬身離れて、６ダイカツシンゲキ、10マルゼンフォーラム、３リスポンスシーダが第２集団を形成。さらに後ろに、９サツマホープ、５グローリカルド、８ナイキブロードなど。２ブルーマーブルは相変わらず９番手あたり。
正面に向いて残り200mで１ミナミノジョウカーがリードをどんどん広げて一人旅。結局、２着に６馬身の差をつけて快勝。２着は３リスポンスシーダの追い上げを辛くもしのいだ６ダイカツシンゲキ。
２ブルーマーブルは直線大外に出して追い込んだものの４着までが精一杯。
レース結果
| 順 | 馬 | 馬名 | 体重 | 増減 | タイム/差 |
| 1 | 1 | ミナミノジョウカー | 516 | -11 | 1:41.4 |
| 2 | 6 | ダイカツシンゲキ | 470 | -13 | 6 |
| 3 | 3 | リスポンスシーダ | 433 | -9 | クビ |
| 4 | 2 | ブルーマーブル | 415 | -6 | 1・1/2 |
| 5 | 9 | サツマホープ | 454 | +3 | 1/2 |
| 6 | 5 | グローリカルド | 431 | -5 | ハナ |
| 7 | 4 | シャコーアジャスト | 498 | -16 | 2・1/2 |
| 8 | 8 | ナイキブロード | 456 | -4 | クビ |
| 9 | 7 | イベルフローラ | 394 | +1 | 9 |
| 10 | 10 | マルゼンフォーラム | 405 | -1 | 1 |
| 11 | 11 | カシワアケボノ | 521 | 0 | 4 |
今日は展開が向かなかったか、終始後手後手になったブルーマーブル。４コーナーで後ろの方ではさすがに届かない。勝った馬の強さが目立ったレースであった。