ブルーマーブル「がんばる記」
2000年9月21日(水) 4歳 サラ系4歳
第7回船橋3日目 第2レース (ダ1,400m) 晴れ 良
出走馬
馬 | 質 | 馬名 | 性 | 齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 | 前走 |
1 | 先 | ブルーマーブル | 牝 | 4 | 石井 | 53 | (船橋)米山 | 船橋 4/5 4歳 石井53 ダ14 6/9 409 |
2 | 先 | ティーラソーレ | 牝 | 4 | 繁田 | 53 | (浦和)海馬澤 | 浦和 9/6 4歳 石崎53 ダ14 7/10 435 |
3 | - | ミレニアムトート | 牝 | 4 | 柿本 | 53 | (船橋)林雅 | 船橋 8/22 4歳 福岡54 ダ14 3/12 422 |
4 | 先 | メグラブストーリー | 牝 | 4 | 左海 | 53 | (船橋)佐々功 | 船橋 8/21 4歳 左海53 ダ15 3/12 429 |
5 | 差 | サンドラフォンテン | 牝 | 4 | 山中 | 53 | (船橋)山浦 | 船橋 8/21 4歳 山中53 ダ14 5/12 441 |
6 | 差 | ゴールデンムービー | 牡 | 4 | 篠田 | 54 | (船橋)井手 | 船橋 8/21 4歳 伊藤54 ダ14 6/12 390 |
7 | 先 | クィーンアイ | 牝 | 4 | 音部 | 53 | (船橋)岡島茂 | 船橋 7/28 4歳 音部53 ダ15 10/12 498 |
8 | - | バービーライヒ | 牝 | 4 | 秋田 | 53 | (船橋)木村騎 | 船橋 7/28 4歳未出走 秋田53 ダ12 2/8 434 |
9 | - | フクヨコイ | 牝 | 4 | 田部 | 53 | (船橋)後藤 | 船橋 8/22 4歳 田部53 ダ14 12/12 465 |
10 | 先 | ホクソウセンプー | 牡 | 4 | 佐藤人 | 54 | (船橋)木村和 | 船橋 8/21 4歳 佐藤人54 ダ14 10/12 421 |
11 | 先 | トレジャートート | 牝 | 4 | 湯浅 | 53 | (船橋)森始 | 船橋 9/6 4歳 福岡53 ダ14 8/11 409 |
4/5のレースを最後に休養に入ったブルーマーブル。約6ヶ月近く、一夏を過ごしてどれだけ成長してくれたのか。期待が膨らむ船橋観戦であった。馬体重は+22kgと大幅増。米山調教師、厩務員さんとも口を揃えて、「もう少し、フックラしないと。このイレ込みさえなくなればね」と言っていただけに、この体重増は好材料。
パドックに現れたブルーマーブルの厩務員さんが変わっていた。しかも今回も一人引きである。気配は相変わらず。厩務員さんを引っ張り気味で首を下げたり、上げたりで少々イレ込み気味である。馬体重が増えればイレ込みが納まるというが、去年のスペシャルウイークの凡走時の白井調教師のコメントに「馬は馬体重が増え過ぎると掛かってしまう」という言葉があったが、そうならなければ良いがという懸念が脳裏をかすめるのであった。
人気は前走7月の未出走戦に2着と好走したバービーライヒが1番人気。以下、サンドラフォンテン、メグラブストーリー、ミレニアムトートと順調に使われている組。ブルーマーブルは5番人気であった。以下、クィーンアイ、ゴールデンムービー、フクヨコイ、ティーラソーレ、ホクソウセンプー、トレジャートートの順。
レースは内回りの1400m。4コーナー出口からのスタートである。ブルーマーブルにとっては久々のレースで、しかも最内の1番枠。もまれないことを祈るのみ。
レーススタート。勢い良く飛び出した4メグラブストーリーが先頭。1馬身離れて内に5サンドラフォンテン、外に8バービーライヒが続く。さらに1馬身差で9フクヨコイ、2ティーラソーレが続き。1ブルーマーブルも先頭集団の後ろを追走。以下、10ホクソウセンプー、3ミレニアムトート、11トレジャートート。2馬身置かれて6ゴールデンムービー、7クィーンアイと続く。2コーナーで9フクヨコイが後退し、4メグラブストーリー、5サンドラフォンテン、8バービーライヒ、1ブルーマーブル、2ティーラソーレの5頭が先頭集団を形成する。
向こう正面の直線で2ティーラソーレが置いていかれて、先行集団は4頭に変る。3コーナーでさらに1ブルーマーブルが後退。先頭集団は4メグラブストーリー、5サンドラフォンテン、8バービーライヒの3頭に。後方では、9フクヨコイが更に後退し、とうとう競走中止してしまった。4コーナーにかけて8バービーライヒが5サンドラフォンテンに並びかけ、3頭が雁行状態で最終コーナーを回る。 以下、1ブルーマーブル、3ミレニアムトート、10ホクソウセンプー、11トレジャートート、6ゴールデンムービー、7クィーンアイ、2ティーラソーレ。
直線に向いて先頭からシンガリまでが4、5馬身の大混戦。混戦を制したのは、終始積極に動いた8バービーライヒ。大外追い込んだ6ゴールデンムービーが、前を行く3ミレニアムトートを差して2着。3馬身差で3ミレニアムトートが3着。1ブルーマーブルは直線一旦4番手から、抜け出すかと思われたが、前を走る馬からの砂をかぶったのか、突然行く気をなくしてずるずると後退。結局9着であった。
レース結果
順 馬 馬名 体重 増減 タイム/差 1 8 バービーライヒ 434 0 1.32.1 2 6 ゴールデンムービー 393 +3 1・1/2 3 3 ミレニアムトート 411 -11 3 4 10 ホクソウセンプー 426 +5 1・1/2 5 7 クィーンアイ 512 +14 クビ 6 11 トレジャートート 408 -1 1/2 7 5 サンドラフォンテン 438 -3 ハナ 8 4 メグラブストーリー 429 0 1・1/2 9 1 ブルーマーブル 431 +22 1/2 10 2 ティーラソーレ 434 -1 2 9 フクヨコイ 475 +10 中止 +22kgと馬体重は増えてふっくらして良かったのだが、敗戦の原因はやはりイレ込みであろう。久々も応えて、レースを途中で止めてしまったと言う印象であった。休み明け緒戦だけに、次走に期待したい。