ブルーマーブル「がんばる記」

2000年4月5日(水) 4歳 サラ4歳
第1回船橋3日目 第2レース (ダ1,400m) 雨 不良

出走馬

馬名 騎手 斤量 厩舎 前走
1 トベヨムサシ 4 小林 54 (船橋)新井 船橋 3/8 4歳 小林54 ダ14 11/11 463
2 フリートツイスター 4 矢野 54 (船橋)粕谷 船橋 3/9 4歳 矢野54 ダ12 2/11 437
3 リュウスポット 4 桑島 54 (船橋)成田 船橋 3/9 4歳 桑島54 ダ12 3/10 479
4 ダイカツローゼラ 4 佐藤祐 53 (船橋)佐々総 船橋 3/7 4歳 桑島53 ダ15 6/12 420
5 ナイキワールド 4 左海 54 (船橋)出川龍 船橋 3/8 4歳 左海54 ダ14 4/11 519
6 シャコーアジャスト 4 田部 54 (船橋)佐々功 船橋 11/16 3歳 田部53 ダ12 5/9 506
7 ブルーマーブル 4 石井 53 (船橋)米山 船橋 3/8 4歳 佐藤隆53 ダ14 9/11 406
8 エクスフィーユ 4 張田 53 (船橋)岡林 船橋 2/16 4歳 左海53 ダ14 2/7 445
9 シードラゴン 4 佐藤隆 54 (船橋)井手 船橋 3/8 4歳 佐藤祐54 ダ14 6/11 462

デビュー以来、そのイレ込みが災いして、自身の力の何分の1も発揮できないレースが続いているブルーマーブル。走る毎に馬体重も減り続け、前走ではあわや400kgを切るかと思わせた。厩務員さんのご苦労を聞くにつけても、何とかカイバをしっかり食べて体を作ってほしいもの。とにかく、筆者は応援しに行くしか無い。4月に入って桜が満開の下、船橋競馬場に向かった。当日は、あいにく朝からの雨で馬場はどろんこ。これ以上無い不良馬場であった。パドックに行き、まわりをを見渡しても誰もパドックフェンスに寄って来ず、馬券売り場の中で雨宿りという状態。

鞍上:石井勝男騎手今日は2人引きパドックに出てきたブルーマーブル、今日はこれまでの経験からか2人引き。心なしか前走に比べて腹回りなど幾らかふっくらしている気がする。事実、馬体重は+3kgと、初のプラス体重。ただし、それでもハミを取ってぐんぐん厩務員さんたちを引っ張るのは相変わらず。今日の鞍上は乗り替わりの石井勝男騎手。米山調教師によれば、石井騎手はイレ込む馬をさばくのが上手いとのこと。今日は何だかやってくれそうな気がしてきた。

人気は、3戦未勝利ながら堅実な走りと稽古で絶好調のリュウスポット、前走1400mで2着のスキャン産駒エクスフィーユ、体調アップのナイキワールドと続く。この3頭は僅差の人気。以下、ダイカツローゼラブルーマーブルシャコーアジャストが離れた4−6番人気。7番人気以下はシードラゴン、フリートツイスター、トベヨムサシであった。競馬新聞では「差のない力で各馬にチャンスあり」との評。はてさて、、、

レーススタート。飛び出したのは3リュウスポット。続いて、8エクスフィーユ、7ブルーマーブル、4ダイカツローゼラと差を開いて追走。1コーナーから2コーナーへは後方で入れ替わりがあったものの、前4頭はそのまま。7ブルーマーブルも今日は積極策、前に行っている。

向こう正面で、7ブルーマーブルがちょっと怯んだか、3番手から4番手に下げる。先頭は相変わらず3リュウスポット。3番人気5ナイキワールドも上がってくる。3コーナーから4コーナーにかけ、7ブルーマーブルが盛り返して3番手に上がるが、前2頭との差はそのまま。ここから、直線に向いて、7ブルーマーブルがさあ伸びてくるかと思ったが前が壁になって行けない。そうしているうちに後ろから来られて既に差す脚はなくなっていた。

結局、ゴール前、8エクスフィーユが3リュウスポットを交わして優勝。2頭が抜けていた。う〜ん、スキャン産駒か。後方待機の5ナイキワールドが4馬身差で3着。我が7ブルーマーブルは見所あったが、残念ながらの6着であった。 ただし、4〜6着はダンゴで差のない着差であったが。

返し馬レース結果

馬名 体重 増減 タイム/差
1 8 エクスフィーユ 451 +6 1.30.9
2 3 リュウスポット 486 +7 1・1/2
3 5 ナイキワールド 532 +13 4
4 9 シードラゴン 454 -8 クビ
5 2 フリートツイスター 435 -2 クビ
6 7 ブルーマーブル 409 +3 3/4
7 6 シャコーアジャスト 505 -1 アタマ
8 4 ダイカツローゼラ 422 +2 2
9 1 トベヨムサシ 461 -2 大差

今日は4コーナーまでは先行集団に入ってのレース、なかなか見所のあるレースをしてくれた。やはり、馬体重を増やすことがプラスにつながるようだ。騎手コメントによると、直線、前が壁になって出られず、さらに砂をかぶって行く気を無くしたとのこと。今日のような不良馬場では仕方がないか。

休養した方がという声もあるようだが、すべては調教スタッフにお任せして、次のレースで勝てることを祈ろう。

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