シアトルブリッジ「がんばる記」

1999年11月28日(日) 花園ステークス サラ系4歳以上 1600万円以下
第5回京都8日目 第11レース (ダ1,800m) 曇り 良

出走馬

馬名 騎手 斤量 厩舎 前走
1 ユウキツバサオー 7 仲田 56 (栗)新井 京都11/20 トパーズS 酒井学49 ダ18 6/9 546
2 アサカホマレ 6 安田康 56 (栗)佐山 京都11/07 清水1600 安田康56 芝16 15/15 494
3 エンジェルスポート 6 渡辺 54 (栗)太宰 新潟07/25 北陸1600 江田照54 ダ17 7/12 478
4 アレグラール 4 小屋敷 55 (栗)大根也 東京10/30 赤富士1600 小屋敷53 ダ21 7/16 524
5 タヤスバレンシア 7 竹之下 56 (栗)中村好 東京04/25 丹沢1600 柴田未56 ダ21 12/16 526
6 シャープウイット 7 北村宏 56 (美)藤沢和 東京11/21 静岡1600 ペリエ58 ダ16 2/16 514
7 ドゥーチェ 4 松永幹 55 (栗)田村康 東京10/23 900万下 蛯名55 ダ16 1/15 490
8 ウッディーナイス 6 本田 54 (栗)小原 京都11/14 ドンカスタ1600 小原54 芝18 11/11 468
9 タニノミュージック 5 土肥 57 (栗)大根 京都11/07 天王900 土肥57 ダ14 1/16 448
10 シダソルジャー 4 古川吉 55 (栗)伊藤修 札幌09/26 札幌3歳S 堂山直53 芝18 12/14 446
11 サンフォードシチー 5 福永 58 (栗)大沢 京都11/13 大原1600 福永56 ダ14 1/16 478
12 ツジモンテカルロ 6 原田 56 (栗)福島信 京都11/13 大原1600 原田56 ダ14 12/16 510
13 サンキューホーラー 5 上村 57 (栗)長浜 東京11/07 プラ1600 木幡57 ダ14 10/14 518
14 トーヨーペクター 5 松永昌 57 ()松永善 京都11/13 大原1600 松永昌57 ダ14 15/16 450
15 ロバノパンヤ 5 57 (栗)谷 京都10/10 太秦1600 熊沢56 ダ18 11/16 470
16 シアトルブリッジ 4 柿元 53 (栗)五十嵐 京都10/30 900万下牝 柿元53 ダ18 1/8 472

前走、牝馬900万下を5馬身差と快勝したシアトルブリッジ。レース毎に差を広げ3連勝、準オープンの壁はこの馬には無いのではと思わせるレース振り。先々の大成のためには、ここも1つの通過点。順調に越えなければならない。

スタート前の緊張の一瞬1番人気は前走、前々走1600万下を連続2着の藤沢和厩舎6シャープウイット。2番人気は11サンフォードシチー。我が16シアトルブリッジは、何と3番人気の低評価。競馬ブック本紙では◎を付けてくれているが、記者諸氏の評価は余り高くない。「みんな見る目がないなあ」と贔屓の引き倒しで不満たらたらの筆者であった。4番人気以下10番人気までは、2アサカホマレ、13サンキューホーラー、4アレグラール、9タニノミュージック、7ドゥーチェ、14トーヨーペクター、1ユウキツバサオーであった。

ジャパンカップの興奮もさめやらぬ3時40分、レーススタート。2アサカホマレが先頭に出て、直後を3エンジェルスポートが追走。外からは13サンキューホーラーも前に出ようとするがすぐに控える。16シアトルブリッジは大外のため、ジワっと前ゴール前、先頭に踊り出るを伺う。1コーナーを回ったところで、1ユウキツバサオーと並んで3番手グループ。1コーナーから2コーナーにかけて外側を上がり、単独3番手に上がる。向こう正面でも徐々に進出。3エンジェルスポートに取り付く。2アサカホマレはなおも1馬身差で先頭を行く。1番人気6シャープウイットは中段後方に控える競馬である。3コーナー入り口では先頭各馬の差は半馬身に縮まってきた。

3コーナーから4コーナーにかけて16シアトルブリッジは2番手に上がる。直線を向いて、まず3エンジェルスポートが脱落。2アサカホマレはなおも粘っているが、1ハロン手前で16シアトルブリッジに交わされる。この後、16シアトルブリッジは後続を引き離す一方。後ろでは追い込み勢が前の馬達に襲い掛かる。しかしながら、先頭を行く16シアトルブリッジには全く脅威ではない。結局、16シアトルブリッジが2着を3馬身半離す完勝。2着争いは、追い込み勢が5頭ほど横一線に並んでクビ差の写真判定。2着は6シャープウイット。3着は14トーヨーペクター。以下、4アレグラール、1ユウキツバサオーと掲示板に載った。

レース結果1着ゴール

馬名 体重 増減 タイム/差
1 16 シアトルブリッジ 466 -6 1.51.4
2 6 シャープウイット 514 0 3・1/2
3 14 トーヨーペクター 450 0 クビ
4 4 アレグラール 530 +6 クビ
5 1 ユウキツバサオー 542 -4 クビ
6 8 ウッディーナイス 460 -8 クビ
7 12 ツジモンテカルロ 516 +6 1・1/2
8 11 サンフォードシチー 478 0 クビ
9 9 タニノミュージック 448 0 クビ
10 2 アサカホマレ 500 +6 クビ
11 15 ロバノパンヤ 486 +16 3/4
12 13 サンキューホーラー 516 -2 1・1/4
13 3 エンジェルスポート 484 +6 1・3/4
14 5 タヤスバレンシア 508 -18 ハナ
15 7 ドゥーチェ 508 +18 1/2
16 10 シダソルジャー 470 +24 大差

ウイニングラン終わってみれば、シアトルブリッジの完勝。強い競馬をしてくれた。これで、晴れてオープン馬の仲間入り。

さて、次はどこを狙うのであろうか。
ダートのオープン戦は、シリウスS(京都12/11:1400m)、ガーネットS(中山1/9:1200m)、平安S(京都1/23:1800m)、銀嶺S(東京1/29:1400m)、すばるS(京都2/12:1400m)、フェブラリーS(東京2/20:1600m)というスケジュール。

中距離は平安Sしか無い。う〜ん難しいところである。交流重賞でTCK女王杯(大井2/3:2000m)という線もある。

はたして、どこへ?

注)GreenChannelのTV映像をお借りしました。改めて、お礼申し上げます。

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