シアトルブリッジ「がんばる記」

1999年7月17日(土) 豊前特別 サラ系4歳以上 500万円以下
第1回小倉1日目 第10レース (ダ1,700m) 雨 良

出走馬

馬名 騎手 斤量 厩舎 前走
1 ワンダーバイス 6 野元 57 (栗)野元 阪神07/03 500万下 野元57 ダ18 7着 468
2 トーホウスパーク 5 松田 57 (栗)崎山 中京06/05 天白川900 松田54 ダ17 7着 446
3 ヤスノインディアン 4 下條 55 (佐賀)津野 佐賀06/20 栄城賞 下條56 ダ20 8着 469
4 トニージャステイ 5 武幸 57 (栗)瀬戸口 中京03/07 伊良子900 福永56 ダ17 10着 496
5 ラインウイナー 5 武英 57 (栗)領家 京都01/31 未勝利 出津59 芝291 11着 500
6 シアトルブリッジ 4 柿元 53 (栗)五十嵐 阪神01/09 牝500万下 柿元53 ダ12 5着 446
7 ナムラマームード 4 秋山 55 (栗)野村 阪神07/04 500万下 秋山54 ダ18 8着 458
8 ヒシアビリティ 4 安田康 55 (栗)佐山 阪神06/26 野苺500 安田康55 芝20 7着 446
9 ノースダンディ 5 田島信 57 (栗)柴田見 阪神06/20 500万下 田島信57 ダ18 4着 492
10 パープルチカラ 4 石橋 55 (栗)境直 阪神07/03 500万下 石橋55 ダ14 5着 492
11 エイシンプルマン 5 太宰 57 ()太宰 阪神06/19 500万下 太宰56 ダ14 4着 496
12 アイリッシュパーク 6 57 (栗)梅田 阪神06/26 500万下 岸57 ダ18 8着 478
13 フジノダイオー 4 安藤勝 55 (佐賀)真島 佐賀06/26 4歳 真島56 ダ14 2着 500
14 リトルマーベル 5 熊沢 55 (栗)宮 中京06/05 天白川900 仲田51 ダ17 13着 480

軽い脚部不安から、正月のレース以来、6ヶ月の休養明けのシアトルブリッジ。馬主さんの、復帰は7月からという情報そのままに、新装なった小倉競馬の初日に登録してきた。1週前の出走登録時点で登録は43頭であり、除外されるのではという不安もあったが、運よく出走枠に入った。この運と、53kgという斤量を生かして何とか上位に食い込んで欲しいもの。事前の調教では良いタイムが出ていると馬主さん。とはいうものの、古馬との対戦、一筋縄ではいかないだろう。だが、ざっと出走馬を見渡しても、絶対的に強そうな馬はいない。もっともシアトルブリッジも休み明けというハンデがあり、人気はなさそうだが。このレース、特別指定交流競走であり、佐賀競馬からの2頭を加えた、14頭立てとなった。

ゲートに入ります人気は、夏競馬になって900万下から降級してきたトーホウスパーク。ダート短距離で好走しているエイシンプルマン。前走、芝で不本意な成績ながら、ダートでは好成績を残しているヒシアビリティ。休養明け2走を好走しているノースダンディ。以上が単勝10倍以下。5番人気以下は、トニージャスティラインウイナーシアトルブリッジリトルマーベルフジノダイオーと僅差で続いている。

パドックの様子はちょっと肢の運びがぎこちないか?解説者も体重増を気にして、一度たたいてからとの評価。正直な話、掲示板に載ってくれればというところか。鞍上は今回も、柿元騎手。

レーススタート。出遅れも無く、各馬一線。大外の14リトルマーベルが出鞭一発、先手を取る。内からは、3ヤスノインディアンが出を伺う。以下、5ラインウイナー、11エイシンプルマン、2トーホウスパーク、13フジノダイオーが1馬身後れて追走。6シアトルブリッジも無理をせず中段につけている。6シアトルブリッジは馬にまかせて、1コーナーまでに外に出し、前を行く14リトルマーベル、11エイシンプルマンの直ぐ後ろにつける。

残り200m、先頭に4コーナーで先頭に並びかけるここから14リトルマーベルが逃げにかかり、2コーナーでは先頭。2馬身離れて11エイシンプルマン。さらに4馬身離れて、13フジノダイオーと6シアトルブリッジが追走。6シアトルブリッジはここから徐々に進出。13フジノダイオーを交わして3番手に。先頭の14リトルマーベルがどんどんとばして、2番手を5-6馬身離す。6シアトルブリッジも単独3番手から前を捕らえる勢い。3コーナーを回って、6シアトルブリッジが11エイシンプルマンをかわし、残り400では先頭14リトルマーベルの直ぐ後ろにつく。

1着!!!4コーナーでは、14リトルマーベルが先頭。6シアトルブリッジが1馬身後ろ。4馬身離れて、11エイシンプルマン、後方から上がってきた1ワンダーバイス、4トニージャステイ、8ヒシアビリティが続く。4コーナーを回って、直線を向くと6シアトルブリッジが14リトルマーベルに並びかけ、残り200mで交わす。残り100mで一気に突き放して、6シアトルブリッジが優勝!4馬身差の圧勝でした。

2着は14リトルマーベルが粘り切り、3着は追い上げた2トーホウスパークという結果。

 

レース結果

1着ゴール
馬名 体重 タイム/差
1 2 シアトルブリッジ +6 1.47.5
2 14 リトルマーベル +6 4
3 2 トーホウスパーク 0 4
4 1 ワンダーバイス +8 1・1/2
5 11 エイシンプルマン +6 1/2
6 8 ヒシアビリティ -8 2・1/2
7 4 トニージャステイ +6 クビ
8 5 ラインウイナー 0 3
9 3 ヤスノインディアン +1 3/4
10 9 ノースダンディ +10 クビ
11 7 ナムラマームード +2 3・1/2
12 13 フジノダイオー -10 クビ
13 10 パープルチカラ +12 3
14 12 アイリッシュパーク -2 4

ウイニングラン!休み明けの不利をものともせず、強い勝ちかたをしてくれた。古馬相手の特別レースを勝っただけに、この先も楽しみではある。もう1つ勝ち星を重ねれば、芝の大レースも夢ではない!???

注)GreenChannelのTV映像をお借りしました。改めて、お礼申し上げます。

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