シアトルブリッジ「がんばる記」
1999年1月9日(土) サラ系4歳 牝馬 500万円以下
第1回京都3日目 第5レース (ダ1,200m) 晴 良
出走馬
馬 | 質 | 馬名 | 性 | 齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 | 前走 |
1 | 先 | レディージョーカー | 牝 | 4 | 松田 | 52 | (栗)宮 | 中京12/12 樅の木賞 松田 53 ダ16 3着 498 |
2 | 差 | オースミリンド | 牝 | 4 | 飯田 | 53 | (栗)清水久 | 阪神12/26 未勝利 飯田 53 ダ12 1着 436 |
3 | 先 | フォルナリーナ | 牝 | 4 | 武豊 | 53 | (栗)渡辺 | 阪神12/12 500万下 武豊 53 芝16 3着 466 |
4 | 先 | アカネクイーン | 牝 | 4 | 菊池 | 53 | (栗)五十嵐 | 名古11/18 3歳選抜 宮下康 53 ダ14 12着 450 |
5 | 逃 | ヴェスペラル | 牝 | 4 | 白浜 | 50 | (美)伊藤圭 | 中京12/05 未勝利 伊藤直 53 ダ10 1着 456 |
6 | 差 | ホワイトマリリン | 牝 | 4 | 久保田 | 53 | (栗)田所秀 | 京都11/28 サルビア 久保田 53 芝14 9着 404 |
7 | 先 | シンセイナンシー | 牝 | 4 | 安藤勝 | 53 | (笠)谷川 | 札幌11/03 アタック 千葉津 53 ダ10 1着 434 |
8 | 追 | スマイルマドンナ | 牝 | 4 | 高橋亮 | 53 | (名)本村光 | 中京12/12 樅の木賞 柴田直 53 ダ16 13着 418 |
9 | 追 | ユメノフシチョウ | 牝 | 4 | 池添 | 52 | (栗)加用 | 京都10/11 未勝利 池添 51 芝12 1着 432 |
10 | 先 | リンクスオブタイム | 牝 | 4 | 秋山 | 52 | (栗)坂田 | 阪神12/20 さざんか 秋山 53 芝14 9着 450 |
11 | 差 | ローレルフィビー | 牝 | 4 | 小池 | 53 | (栗)太宰 | 阪神09/20 ききょう 太宰 53 芝14 10着 432 |
12 | 差 | シアトルブリッジ | 牝 | 4 | 柿元 | 53 | (栗)五十嵐 | 阪神12/19 未勝利 柿元 53 ダ12 1着 454 |
13 | 追 | ハセノスパーク | 牝 | 4 | 横山義 | 53 | (美)高松 | 中山12/26 500万下 田面木 53 ダ12 4着 438 |
14 | 逃 | カガチェリー | 牝 | 4 | 福永 | 53 | (栗)鹿戸幸 | 阪神12/12 新馬 福永 53 芝12 1着 474 |
15 | 逃 | ミナモトシャディー | 牝 | 4 | 原田 | 53 | (栗)福島信 | 中京12/19 新馬 原田 53 芝12 1着 438 |
16 | 先 | トロイカレディー | 牝 | 4 | 藤田 | 53 | (栗)安藤 | 大井10/09 芙蓉特別 宮浦 54 ダ12 3着 485 |
前走、ダート1,200mを好位から直線で一気に先頭に立ち、3馬身差の完勝をしたシアトルブリッジ。タイムこそ平凡ながら、その勝ちっ振りが良かっただけに、ここでもメンバー次第では勝てるのではないか。人気のフォルナリーナは爪が小さくダート変わりでも走れるとの評価。ローレルフィビーはダートの新馬戦を圧勝、芝では良績をあげられず、再び牝馬限定のダート1,200mに挑戦してきた。レディージョーカーもダートでしぶとい競馬を続けている。シアトルブリッジもクラシック路線に乗るにはここで負けてはいられない。16頭立てのフルゲートを如何にさばくかが鍵となるだろう。その意味で柿元騎手もここが試金石。頑張って下さい。(ここまで、前日記録)
当日人気は、3フォルナリーナが2.3倍で1番人気。以下、1レディージョーカー、10リンクスオブタイム、11ローレルフィビー、2オースミリンドと続き、12シアトルブリッジは6番人気。12シアトルブリッジは馬体重が8kg減の446kgである。これは絞ったのかどうか。直前の調教は強めに追ったようだが、タイムは出ていない。前回とはチョット違うなというのは、馬体重を聞いたときの正直な感想。パドックは、適度に気合いが乗って前回と変わらぬ様子。ここで一安心。解説者の推奨は3、10、12シアトルブリッジの3頭。テレビの前でにやりとするのであった。
レース。スタート後、いつもと変わらず12シアトルブリッジは中段。やはり、すっと前に出る脚はないのか、作戦か。スタート後の直線では5が先頭を切り、10、14が続く。12シアトルブリッジは3コーナーでは6、7番手と良い位置にいる。内に包まれるでもなく、いつでも外に出せる体勢である。柿元騎手、うまく乗っている。4コーナーを回って5、10が先行、2が3番手、1がさらに続く。12シアトルブリッジは、ほぼ6番手。直線を向いて12シアトルブリッジは5番手に上がり、さらに前が開く。ここで2が差して5、10を競り落とす。1も突っ込んで、3番手に。12シアトルブリッジは後退する5にくらい付くが、アタマ差届かない。結局、順位は2、10、1、5、12シアトルブリッジの順で決まり。12シアトルブリッジは5着であった。人気の3は、6着。
レース結果
順 馬 馬名 体重 タイム/差 1 2 オースミリンド +4 1.12.2 2 10 リンクスオブタイム -2 3 3 1 レディージョーカー +2 1・1/2 4 5 ヴェスペラル -2 2 5 12 シアトルブリッジ -8 アタマ 6 3 フォルナリーナ 0 1・1/4 7 13 ハセノスパーク -2 1・1/2 8 14 カガチェリー +2 3・1/2 9 11 ローレルフィビー -8 1/2 10 7 シンセイナンシー -2 3・1/2 11 6 ホワイトマリリン -4 2 12 15 ミナモトシャディー 0 3 13 4 アカネクイーン -20 クビ 14 16 トロイカレディー -9 1/2 15 9 ユメノフシチョウ +10 1 16 8 スマイルマドンナ +8 6
レースは5着と残念な結果であったが、16頭立ての中で良く頑張ったと思う。新井さんも言っていたが、やはり1,200mはこの馬には忙しいすぎるのではないか。追ってバテない脚があるので、もう少し距離伸びても大丈夫だと思う。次は立て直して、きっちり勝って欲しいと願うだけである。
注)GreenChannelのTV映像をお借りしました。改めて、お礼申し上げます。