シアトルブリッジ「がんばる記」

1998年12月19日(土) サラ系3歳未勝利(市)(抽)
第6回阪神5日目 第1レース (ダ1,200m)

出走馬

馬名 騎手 斤量 厩舎 前走
1 エターナルローズ 3 武豊 53 (栗)鹿戸明 阪神12/5 未勝利 武豊 53 ダ18 2着 476
2 ボンドガール 3 本田 53 ()小原 中京12/13 新馬 小原 53 芝12 11着 474
3 ケーワイセブン 3 村山 53 (栗)柴田見 京都11/28 未勝利 酒井 50 ダ14 6着 436
4 アイノアケボノ 3 河内 54 (栗)田島 阪神12/5 未勝利 河内 54 ダ18 3着 478
5 メイトウオー 3 松永幹 54 (栗)田所清 阪神12/6 未勝利 池添 53 ダ12 9着 430
6 シアトルブリッジ 3 柿元 53 (栗)五十嵐 京都11/29 新馬 柿元 53 ダ14 2着 460
7 ファンドリミラクル 3 和田 53 (栗)岩元 京都11/28 新馬 和田 53 芝16 4着 494
8 マイネルマグマ 3 石橋 54 (栗)安藤 京都11/14 未勝利 石橋 54 ダ14 6着 422
9 ファーストシャタン 3 池添 52 (栗)加用 京都11/29 新馬 池添 52 ダ14 4着 404
10 ヒミノコマンダー 3 松永昌 54 (栗)松永善 京都11/29 新馬 和田 53 芝20 7着 426

前走、ダート1,400mを好位に位置取りし、直線伸びるもハナ差の2着と惜しいレースを逃したシアトルブリッジ。しかしながら、その追ってバテないしぶとい脚は次走につながると思わせた。今回は3歳未勝利戦で、しかも(市)(抽)の限定戦、距離は1,200と短くなったが勝てるはず。

馬体重は−6kgの発表。新馬初戦では五十嵐調教師さんはいくらか重め残りで、(混)の強いメンバーの中で次につながる競馬をして欲しいといわれていたそうである。今回、初戦の462kgから絞れたとみて良いであろう。パドックでは、ほれぼれするような好馬体であり、ますます期待を抱かせる。グリーンチャンネルのキャスターもシアトルブリッジに期待してくれている。パドック解説者も6シアトルブリッジ、7、4を推奨。事実、1番人気で、単勝2.1倍である。

ゴール.1着!直線鋭く抜け出すレース、スタート。1エターナルローズ、2ボンドガールが前へ、6シアトルブリッジは、7ファンドリミラクルの後ろ5番手でスタートするが、すぐに4番手へ。3コーナーで、6シアトルブリッジが外を動きはじた。外々を回るかたちになるが、他の馬とは手応えが違う感じ。6シアトルブリッジは、7に並びかけて一緒に前に出はじめる。4コーナーでは7をかわして、既に2番手に上がっている。武豊鞍上の1は逃げ続けるが、直線半ばで6シアトルブリッジに捕まり、後は突き放されるだけ。2は直線でぱったり。4アイノアケボノが4コーナーを回ったところで差してくるが、6シアトルブリッジとの差はつまらず。7と2着争いをするのがやっと。6シアトルブリッジ完勝のレースであった。結局、3馬身差の圧勝劇であった。V(ブイ)

レース結果ゴールシーン

馬名 体重 タイム/差
1 6 シアトルブリッジ -6 1.13.9
2 7 ファンドリミラクル +2 3
3 4 アイノアケボノ -4 1/2
4 1 エターナルローズ -6 クビ
5 3 ケーワイセブン 0 4
6 8 マイネルマグマ +12 クビ
7 5 メイトウオー +6 2
8 10 ヒミノコマンダー 0 1・1/4
9 9 ファーストシャタン -2 クビ
10 2 ボンドガール -2 5

次走は1回京都で500万下に挑戦であろう。レース後、新井さんに祝福の電話をする。シアトルブリッジはまだ腰に甘いところがあるとの厩舎サイドの情報があるそうだ。トレセンでは、追ってバテない良い馬だとの評価をもらっているとも。いずれにせよ、3歳で1勝は今後に大きな期待を持たせてくれるものである。

注)GreenChannelのTV映像をお借りしました。改めて、お礼申し上げます。

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