シアトルブリッジ「がんばる記」

2000年12月23日(土) ベテルギウスS サラ系4歳以上 オープン (混)[指] 別定
第5回阪神7日目 第10レース (ダ1,800m) 晴れ 稍重

出走馬

馬名 騎手 斤量 厩舎 前走
1 シアトルブリッジ 5 松永幹 55 (栗)土門 京都11/18 トパーズS 松永幹53 ダ18 8/13 474
2 スターリングローズ 4 福永 53 (栗)北橋 阪神12/10 元町S1600 福永55 ダ18 2/15 512
3 オースミリンド 5 菊沢仁 54 (栗)清水久 東京11/18 霜月S1600 田中勝55 ダ14 9/14 450
4 トーヨーペクター 6 塩村 56 (栗)松永善 中京 5/21 東海S 松永昌56 ダ23 10/16 454
5 タヤスアンティーム 6 デムー 56 (栗)森 中京12/03 春待月S1600 吉田稔57 ダ23 1/11 506
6 コンメンダトーレ 7 56 (栗)梅田 中京12/09 中日新聞杯 岸56 芝18 12/13 488
7 スナークレイアース 6 和田 57 (栗)川村 名古屋11/03 東海菊花賞 小野56 ダ25 2/12 516
8 ジョウノブラボー 5 藤田 56 (美)蛯名 中山12/09 師走S 横山典56 ダ18 2/13 500
9 マンボツイスト 6 四位 56 (栗)古川 阪神12/10 元町S1600 武幸56 ダ18 3/15 486
10 マルカミラー 4 牧田 54 (栗)瀬戸口 中山12/16 ディセンバーS 菊沢徳54 芝18 10/12 436
11 ロバノパンヤ 6 56 (栗)谷 中山12/09 師走S 後藤56 ダ18 4/13 492
12 マイシーズン 5 武幸 56 (栗)鹿戸幸 盛岡 7/20 マーキュリーC 中館57 ダ20 10/11 506
13 トシザミカ 6 河内 55 (栗)音無 東京11/25 JCD 村田55 ダ21 11/15 438
14 エーピーバースト 5 安田康 56 (栗)安田伊 京都11/18 トパーズS 安田康54 ダ18 12/13 504

オープンに上がってから連続8着と、消化不良のレースが続いているシアトルブリッジ。鞍上松永幹夫騎手との手合わせ2度目であり、積極的なレースで快勝を期待したいところ。場所も成績の良い阪神に替わって期待大。唯一の不安は最内1番枠。揉まれてレースに集中できないことがないことを祈るのみ。

人気は準オープン2勝、前走師走S2着でブリンカー効果の大きい、ジョウノブラボー。2番人気はシアトルブリッジ。前走の8着も不利があっての事とファンの信頼は厚い。3番人気は4歳スターリングローズ。勝てないものの2着には来る前線タイプのようだ。4番人気は、マンボツイスト。こちらもオープン戦では大きく崩れていない。以下、スナークレイアース、タヤスアンティームトシザミカロバノパンヤ、エーピーバースト、コンメンダトーレ、マルカミラー、オースミリンド、マイシーズン、トーヨーペクターと続く。正直な話、上位の力は拮抗している。

スタート直後馬場入りしたシアトルブリッジレーススタート。6コンメンダトーレが出遅れた以外は各馬綺麗なスタート。出ムチを入れて9マンボツイストが先頭に立つ。内では1シアトルブリッジが先行する体勢。正面スタンド前では9マンボツイストが2馬身差先頭。内から1シアトルブリッジ、2スターリングローズ、5タヤスアンティーム、8ジョウノブラボー、13トシザミカが出を伺う。しかし、内で1シアトルブリッジが控えて後退。1コーナーでは9マンボツイスト、2スターリングローズ、5タヤスアンティーム、13トシザミカの4頭が並走する。直後を1シアトルブリッジ、8ジョウノブラボーが並んで追走。1馬身半差で14エーピーバースト、4トーヨーペクター、11ロバノパンヤ。さらに1馬身差で3オースミリンド、10マルカミラー、12マイシーズン。最後方、7スナークレイアース、6コンメンダトーレが離れて追いかける体勢。

2コーナーで9マンボツイストが先頭に立ち、1馬身差で2スターリングローズ、5タヤスアンティーム。1シアトルブリッジが上がって13トシザミカとともに4番手に。直後外を8ジョウノブラボー。3馬身差で後続が続く。向こう正面で5タヤスアンティームが9マンボツイストに迫って2番手に上がる。3コーナーでは9マンボツイストと5タヤスアンティームが並走。その後ろ8ジョウノブラボーが外を上がって、前を行く1シアトルブリッジを交わし、3番手2スターリングローズ、13トシザミカに取り付く。1シアトルブリッジは終始最内に沿っていく。何かいやな感じがしはじめる。前走の面影が、、、

最後の直線6番手を行く4コーナーで9マンボツイストが再び先頭に立ち、2スターリングローズ、5タヤスアンティーム、13トシザミカ、8ジョウノブラボーが2番手追走。その後ろを1シアトルブリッジ、14エーピーバースト、7スナークレイアースが追いかける。1シアトルブリッジは最内から離れて外に出そうとするのだろうか。しかし、外の馬が邪魔で押し込められた感じだ。

残り250m手前で9マンボツイストにムチが入る。3馬身差で9マンボツイストが先頭。内から2スターリングローズが鋭く抜け出し、14エーピーバーストも大外を追い上げる。13トシザミカ、8ジョウノブラボーは一杯か。1シアトルブリッジにもムチが入るが伸び脚がない。脚色は前の馬と同じだ。

結局、逃げ勝ったのは9マンボツイスト。2スターリングローズの激しい追い込みをクビ差制した。3着は追い込んだ14エーピーバースト。1シアトルブリッジは4コーナー入り口で最内に行ったのだが、脚色冴えず6着。

レース結果6着ゴール

馬名 体重 増減 タイム/差
1 9 マンボツイスト 486 0 1:51.2
2 2 スターリングローズ 512 0 クビ
3 14 エーピーバースト 494 -10 1・3/4
4 8 ジョウノブラボー 494 -6 1
5 13 トシザミカ 442 +4 1
6 1 シアトルブリッジ 478 +4 1/2
7 11 ロバノパンヤ 496 +4 アタマ
8 7 スナークレイアース 514 -2 1・3/4
9 4 トーヨーペクター 448 -6 1・3/4
10 5 タヤスアンティーム 504 -2 4
11 3 オースミリンド 456 +6 1・1/2
12 10 マルカミラー 430 -6 アタマ
13 6 コンメンダトーレ 484 -4 1・1/4
14 12 マイシーズン 510 +4 3

今回も内に閉じ込められてしまって、脚を余した感のあるシアトルブリッジ。積極的なレースをとインタビューに答えていたスタッフの期待に、次回は応えて欲しいもの。

注)GreenChannelのTV映像をお借りしました。改めて、お礼申し上げます。

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