アトラスエース「がんばる記」
2000年2月1日(火) サラ系 B3三組
第19回大井3日目 第6レース(ダ1,600m) 晴れ 良
出走馬
馬 | 馬名 | 性 | 齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 | 前走 |
1 | テルノブルボン | 牝 | 5 | 戸崎圭 | 53 | (大)柏木 | 大井12/29 グッバイラビット賞 戸崎圭53 ダ17 4/14 438 |
2 | アトラスエース | 牡 | 6 | 張田京 | 55 | (川)大和明 | 川崎 1/16 特選B3 張田京55 ダ16 4/13 491 |
3 | ペンタキング | 牡 | 6 | 堀千亜 | 55 | (大)矢作 | 大井 1/9 池月・磨墨賞 内田博55 ダ18 中止 472 |
4 | アンジェリーク | 牝 | 5 | 武智政 | 53 | (大)武智 | 大井 1/9 池月・磨墨賞 武智政53 ダ18 10/14 415 |
5 | マルヨシカング | 牡 | 5 | 鷹見浩 | 55 | (大)大山一 | 大井 1/9 池月・磨墨賞 鷹見浩55 ダ18 8/14 454 |
6 | サンノアボーイ | 牡 | 5 | 佐藤晃 | 55 | (大)佐藤寿 | 大井 1/9 池月・磨墨賞 佐藤晃55 ダ18 11/14 485 |
7 | トキオー | 牡 | 6 | 澤佳宏 | 55 | (大)五百蔵 | 大井 1/9 池月・磨墨賞 澤佳宏55 ダ18 13/14 522 |
8 | ヤマショウシャーク | 牡 | 6 | 佐宗応 | 55 | (大)永岡 | 大井 1/9 池月・磨墨賞 佐宗応55 ダ18 9/14 477 |
9 | カツノリテンダー | 牡 | 6 | 藤村和 | 55 | (大)佐々忠 | 大井 1/8 特選B3 藤村和55 ダ16 4/14 499 |
10 | メモリーバハマ | 牡 | 6 | 郷間隆 | 55 | (大)庄子 | 大井 1/8 特選B3 郷間隆55 ダ16 2/14 458 |
11 | テッケン | 牡 | 7 | 桑島孝 | 55 | (大)柏木 | 大井 1/9 池月・磨墨賞 桑島孝55 ダ18 6/14 520 |
12 | マスターフェイク | 牡 | 5 | 坂井英 | 55 | (大)物井 | 大井12/27 ファイナルドリーム賞 坂井英 ダ18 10/14 472 |
前走、2000年の最初のレースを、やはり後ろから行って4着と惜しい競馬が続いているアトラスエース。何度も言うように、長い距離のレースが合っているのだが、川崎では1600m以上のレースが組まれず、また、大井参戦もままならず、歯がゆい思いが続いている。
今回やっと、大井への出走が可能となって、広くかつ右回りの競馬場でどんなレースをしてくれるのか楽しみである。大井は転厩緒戦に1600mながら、勝ちを得た競馬場。これまでの鬱憤を晴らしてもらいたいもの。
出走馬を眺めても、前走1着の上がり馬はいない。押し出されるように1番人気はアトラスエース。大井での勝ち星が評価されているのであろう。続いて、昇級緒戦の前走4着のメモリーバハマ、B3に勝ち星のあるマルヨシカング、明け5歳牝馬テルノブルボン、前走B3、2着のカツノリテンダー。C1で連勝している。このように人気順位はついているが、そんなに差はないようだ。パドックでのアトラスエースは好気配。相変わらずの力強い歩きで、回りの予想屋さん(?)も、確信を持ってうなずいている様子が見て取れる。今日はやってくれそう。
レーススタート。2アトラスエースはスタートは良かったが、直ぐにいつものように後退。正面スタンド前を、最後方まで下がってしまって10メモリーバハマと並走しビリ争い。先頭は、6サンノアボーイ、11テッケンが張り合って1コーナーへ。以下、12マスターフェイク、1テルノブルボン、5マルヨシカング、7トキオーと各馬1馬身程度の差でついていく。2コーナーでも、ほぼ位置取りは変らず、向こう正面へ。2アトラスエースは最後方に後退。
3コーナーから4コーナーにかけて、6サンノアボーイ、11テッケンと5マルヨシカング、12マスターフェイクの差が2馬身ほどに開く。さらに後方5番手以降は、3馬身差で4アンジェリーク、9カツノリテンダーとさらに差が開いた。2アトラスエースも漸く、上がってくるが4コーナーではまだ後方9番手あたり。4コーナーを回って直線へ。直線へ向いたところで9カツノリテンダーが5、6番手からいきなり内に切れ込み、差して2番手まで上がってくる。
残り200mで先頭は6サンノアボーイ。1馬身差で9カツノリテンダー、さらに11テッケン、5マルヨシカングが続く。後方から大外を10メモリーバハマが勢い良く上がってくる。2アトラスエースはその直後。張田騎手が一生懸命、鞭を入れている。ここから、9カツノリテンダーが力強く抜け出して1着。大外を激しく追い込んだ10メモリーバハマが2着。上がりは1番のタイムであろう。3着はこれも差しが効いた8ヤマショウシャーク。10メモリーバハマの直前から追い込んだが、10メモリーバハマの差し脚に屈したかたち。2アトラスエースは脚の上がった6サンノアボーイをハナ差捕らえきれず5着であった。
レース結果
順 馬 馬名 体重 増減 タイム/差 1 9 カツノリテンダー 501 +2 1.42.3 2 10 メモリーバハマ 458 0 1 3 8 ヤマショウシャーク 472 -5 1/2 4 6 サンノアボーイ 484 -1 2・1/2 5 2 アトラスエース 490 -1 アタマ 6 4 アンジェリーク 417 +2 1/2 7 5 マルヨシカング 456 +2 2 8 11 テッケン 523 +3 4 9 3 ペンタキング 470 -2 1/2 10 7 トキオー 522 0 4 11 12 マスターフェイク 466 -6 1・1/2 12 1 テルノブルボン 445 +7 2・1/2
南関東移籍以来、掲示板をはずしていないとはいえ、くやしいレースばかりが続いている。このクラスに1800m以上のレースが在りさえすれば直ぐに勝てるのにと思っているのは私だけではないだろう。中央のように、多彩な距離のレース番組を組んでくれることを切に願うばかりである。アトラスエースの2000mでの走りを見てみたい(切望)