アトラスエース「がんばる記」
2000年1月16日(日) 特選 サラ系 B3三組
第13回川崎4日目 第11レース(ダ1,600m) 曇り 稍重
出走馬
馬 | 馬名 | 性 | 齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 | 前走 |
1 | イブキカンリンマル | 牡 | 7 | 深野塁 | 55 | (川)大和明 | 川崎12/22 選抜B3 深野塁55 ダ15 1/13 470 |
2 | トミサトラブディー | 牝 | 8 | 稲子善 | 53 | (川)長谷蓮 | 川崎12/20 風花特別B2 石崎隆52 ダ16 9/13 435 |
3 | シンショウフジ | 牡 | 5 | 田邊陽 | 55 | (川)八木仁 | 川崎11/24 初冬特別B3 田邊陽55 ダ16 6/13 484 |
4 | ヒラヨシリュウオー | 牡 | 7 | 野崎武 | 55 | (川)山崎尋 | 川崎12/23 銀嶺特別B3 金子正55 ダ16 11/14 501 |
5 | エメラルドシャネル | 牝 | 6 | 高松淳 | 53 | (川)三潟次 | 川崎12/22 選抜B3 高松淳53 ダ15 12/13 451 |
6 | ガッシーグラス | 牡 | 8 | 佐藤祐 | 55 | (川)安池成 | 川崎12/23 銀嶺特別B3 佐藤祐55 ダ16 12/14 483 |
7 | アトラスエース | 牡 | 6 | 張田京 | 55 | (川)大和明 | 川崎12/22 選抜B3 張田京55 ダ15 2/13 492 |
8 | タガジョーミラノ | 牡 | 5 | 的場文 | 55 | (川)内田勝 | 川崎12/24 選抜B3 的場文55 ダ15 1/14 447 |
9 | マスコットテイオー | 牡 | 5 | 佐々竹 | 55 | (川)岩本亀 | 川崎12/23 銀嶺特別B3 佐々竹55 ダ16 9/14 440 |
10 | サトノホウライ | 牡 | 7 | 鈴木啓 | 55 | (浦)横山栄 | 浦和01/02 B3 見澤譲55 ダ16 8/10 457 |
11 | タカミローゼス | 牝 | 7 | 桑島孝 | 53 | (川)長谷蓮 | 川崎12/22 選抜B3 桑島孝53 ダ15 5/13 415 |
12 | ヤマノアウトラン | 牡 | 5 | 佐藤隆 | 55 | (浦)広瀬 | 浦和01/04 間瀬湖特別C1 佐藤隆55 ダ16 1/10 496 |
13 | ツカサボタン | 牝 | 7 | 今野忠 | 53 | (川)高月由 | 大井06/07 ペルセウス賞 野崎武51.5 ダ18 10/14 454 |
前走、同厩イブキカンリンマルのハナ差2着と惜しいレースを逃したアトラスエース。シンガリ追走から追い込んで行く、そのレース振りは、嵌まった時は気持ちよいが、なんとも悔しい思いをすることの方が多い。千五、千六のレースしかないこの時期の川崎競馬では、アトラスエースの実力は発揮できないと思うのは関係者の贔屓目であろうか。ともあれ、ここは我慢して頑張り、春先の大井競馬に焦点をあてて賞金を積み重ねて行くしか無いのである。
本日も、所用でテレビのビデオ観戦。パドックの気配は相変わらずで、いつものアトラスエースである。落ち着いたよい気配。馬体重も-1kgと太め感はない。人気はタガジョーミラノ、ヤマノアウトラン、アトラスエース、マスコットテイオー、イブキカンリンマルの順。1番人気、タガジョーミラノは8戦5勝2着2回。C1、B3と連勝してここに望んできた。続く、ヤマノアウトランは北海道から浦和へ転厩後、前走、前々走とC1クラスを連勝している。両馬とも人気はいたしかたないところか。我がは3番人気。移籍後、1、3、2着だから、これも順当。ここらでB3をクリアして欲しいものだが。4番人気マスコットテイオー、5番人気イブキカンリンマルはB3クラスの常連。
レーススタート。真ん中の7アトラスエースは、一瞬前に行くのかと期待したが、両方から寄られてやはり控えてしまった。ハナを切ったのは5エメラルドシャネル。続いて8タガジョーミラノ、9マスコットテイオー、2トミサトラブディー、12ヤマノアウトランと有力どころは先行体勢。各馬差のないダンゴ状態。それに引き換え、我が7アトラスエースはドンケツ追走。距離も短いし、前に行って欲しいのだが。展開はバラけて縦長になった。
1コーナーから2コーナーにかけて1イブキカンリンマルが前に上がって4番手に。3シンショウフジも前を伺う体勢。向こう正面では、8タガジョーミラノが先頭を伺い、12ヤマノアウトランも盛り返してくるなど各馬位置取り争いを繰り広げる。しかし、先行勢5エメラルドシャネル、8タガジョーミラノ、9マスコットテイオーの隊列は乱れず。3コーナーで8タガジョーミラノが上がってきて前を脅かす。
4コーナーで8タガジョーミラノが先頭に立ち、5エメラルドシャネルは脱落する一方。7アトラスエースが大外に持ち出して直線に向く。ここから、3シンショウフジ、12ヤマノアウトランが合わせる形で追い込みをかける。7アトラスエースはその後ろで追い上げ体勢。しかし、この位置ではどう見ても、前に届きそうに無い。結局、8タガジョーミラノが先に抜け出して楽勝。力を溜めて最後抜け出した3シンショウフジ、12ヤマノアウトランが続き。7アトラスエースは最後方からの追い上げもむなしく4着であった。
レース結果
順 馬 馬名 体重 増減 タイム/差 1 8 タガジョーミラノ 446 -1 1.43.6 2 3 シンショウフジ 498 +14 2・1/2 3 12 ヤマノアウトラン 499 +3 クビ 4 7 アトラスエース 491 -1 1 5 10 サトノホウライ 456 -1 1 6 9 マスコットテイオー 441 +1 2 7 1 イブキカンリンマル 472 +2 クビ 8 2 トミサトラブディー 434 -1 3/4 9 11 タカミローゼス 419 +4 1 10 4 ヒラヨシリュウオー 500 -1 1/2 11 5 エメラルドシャネル 453 +2 2・1/2 12 6 ガッシーグラス 484 +1 クビ 13 13 ツカサボタン 458 +4 4
相変わらずの4コーナーからのまくりの戦法。足利の厩務員さんが言っていたように、短い距離では後ろに下がり、距離が長いと自分から前に行くというアトラスエースの性格をどう持っていってやるかが課題である。大井のような広い競馬場がやはり向いているのであろうか。とにかく、その対策なしでは長い距離のレースが無い間は苦戦が続きそうである。言うは易し、行うは難しであろうが、騎手・厩舎スタッフの皆さんの手腕に期待したい。
注)DirecTVの映像をお借りしました。改めて、お礼申し上げます 。