ブレイクショット「がんばる記」

2000年10月8日(日) 勿来特別 サラ系5歳以上 500万下(特指) [別定]
第3回福島4日目 第10レース (芝1,800m) 晴れ 良

出走馬

馬名 騎手 斤量 厩舎 前走
1 ロンシャンエース 5 原田 57 (美)小原 札幌 9/16 500下 ダ17 小原57 9/11 484
2 ヤマニンプラシード 5 大西 55 (美)栗田博 札幌 9/09 石狩500 芝18 上村55 3/14 438
3 モールドマラカス 4 横山義 55 (美)吉永 中山 9/16 500下 芝18 吉永55 7/14 426
4 シルバーミーティア 5 吉永 55 (美)元石 中山 9/02 里見500 芝20 大塚55 9/11 448
5 オジサンオジサン 5 木幡 57 (美)谷 阪神 9/24 500下 芝25 小林淳57 9/10 498
6 ブレイクショット 7 56 (美)沢 中山 9/16 500下 芝18 田嶋翔53 3/14 472
7 エイシンコランダム 6 野元 56 (美)野元 小倉12/18 松浦500 芝20 野元57 7/18 474
8 ラスカルリーダー 4 向山 55 (新)津野

新潟 9/10 4歳特別 ダ16 木村54 1/10 516

9 ニッケルスイソ 5 鹿戸 55 (上)太田 福島 7/23 500下 芝18 小嶋久55 13/16 486
10 ビバクロスビー 5 松田 57 (栗)武宏 福島 9/30 文知500 芝20 北村57 12/16 456
11 アドマイヤサミット 5 芹沢 57 (美)橋田 札幌 8/26 500下 芝26 上村56 13/13 558
12 ナスケンリーダー 4 二本柳 57 (美)鈴木 札幌 9/23 利尻500 芝18 二本柳57 8/14 484
13 ダンスプリマ 5 秋山 55 (栗)武宏 札幌 9/23 利尻500 芝18 清山55 12/14 436
14 メリーサンダー 6 山田泰 54 (美)湯浅 小倉 9/02 牝500下 芝18 野元54 6/16 462
15 マルコーハイル 4 中館 55 (美)加用 阪神 9/23 500下 芝14 太宰54 10/18 486
16 フサイチジョーカー 4 小林久 55 (美)杉浦 中山 9/24 500下 芝16 小林久55 2/14 460

前走、前が詰まりながらも3着と好走したたブレイクショット。その後も、坂路で順調に調教を重ねてきているとのこと。福島開催の特別戦に登録してきた。長期休み明け後、初の見所あるレースだっただけに今回も期待がかかる。

人気は単勝2.9倍と断然の、ヤマニンプラシード。2番人気はなんと6.6倍でブレイクショット。差が無く、ナスケンリーダー、フサイチジョーカー、アドマイヤサミットが続く。6番人気は単勝10倍台でシルバーミーティアオジサンオジサン。以下、差がついてメリーサンダーロンシャンエース、マルコーハイルなどが続く。

レースはスタンド前からの発走。12ナスケンリーダーが前扉を壊して外枠発走になる。レーススタート。案の定12ナスケンリーダーが出脚つかず最後方。先頭は一瞬4シルバーミーティアが出てきたが、直ぐに9ニッケルスイソが交わし、外から15マルコーハイル、さらに外から16フサイチジョーカーも先頭を伺う。中からは11アドマイヤサミットが突っ込む。10ビバクロスビー、4シルバーミーティアが差が無く追走。以下は、集団で追走のかたち。6ブレイクショットは11番手当たりである。

1コーナーで先頭を奪ったのは15マルコーハイル、アタマ差で16フサイチジョーカー、2馬身差で11アドマイヤサミットが追走。さらに2馬身差で9ニッケルスイソ、10ビバクロスビー。2コーナーにかけて13ダンスプリマが外目を上がって5番手になる。

向こう正面で15マルコーハイル、16フサイチジョーカーが並走。後続を5馬身くらい離す。しかし、直線の終わりあたりでは後続が差を詰めて2頭の直後に迫る。しかし、両馬の先頭は変らず。15マルコーハイルが先頭、1馬身半差で16フサイチジョーカー。1馬身差で10ビバクロスビー、1ロンシャンエースが並走。直後に11アドマイヤサミット、5オジサンオジサン、6ブレイクショット。3コーナーで大外を6ブレイクショットが駆け上がる。掛かったのか?

4コーナーで先頭は15マルコーハイル。1馬身差で16フサイチジョーカー、13ダンスプリマ。直後にダンゴ状態で11アドマイヤサミット、10ビバクロスビー、5オジサンオジサン、6ブレイクショット、3モールドマラカス。1番人気2ヤマニンプラシードは最後方。しかし、先頭から最後尾まで差はあまり無い。4コーナーを回って、直線へ。6ブレイクショットは包まれてしまって出られない状態。

直線で15マルコーハイルが何とか粘ろうと必死に逃げる。2番手10ビバクロスビーも必死にムチが入る。しかし、内から11アドマイヤサミット、外から5オジサンオジサンが追い上げると10ビバクロスビーは後退。その外を3モールドマラカス、大外を12ナスケンリーダーが追い込んで来る。後方から最内をさらに良い脚で伸びてくるのは4シルバーミーティア。残り50mで最内11アドマイヤサミット、直後4シルバーミーティア。外に15マルコーハイル、さらに外5オジサンオジサンと4頭の激しい先着争いとなる。

結局、並んだ4頭からクビ差抜け出したのは11アドマイヤサミット。2着は4シルバーミーティアが突っ込む。15マルコーハイルがなんとか3着に粘って、4着の5オジサンオジサンをハナ差押さえた。6ブレイクショットは離された13着であった。

レース結果

馬名 体重 増減 タイム/差
1 11 アドマイヤサミット 540 -18 1:50.9
2 4 シルバーミーティア 454 +6 クビ
3 15 マルコーハイル 486 0 クビ
4 5 オジサンオジサン 494 -4 ハナ
5 12 ナスケンリーダー 470 -14 1・1/2
6 3 モールドマラカス 424 -2 クビ
7 13 ダンスプリマ 422 -14 クビ
8 2 ヤマニンプラシード 440 +2 1・1/4
9 16 フサイチジョーカー 458 -2 1・1/2
10 7 エイシンコランダム 462 -12 ハナ
11 14 メリーサンダー 464 +2 クビ
12 1 ロンシャンエース 468 -16 1・1/2
13 6 ブレイクショット 472 0 3
14 8 ラスカルリーダー 508 -8 3/4
15 10 ビバクロスビー 452 -4 1・3/4
16 9 ニッケルスイソ 488 +2 クビ

レース後の沢騎手のコメントでは、「スタートで挟まれて、途中掛かってしまった」とのこと。3コーナーで大外を行ってしまったあの場面がそうだろう。前走が好走だっただけに期待したのだが、チグハグなレースになってしまったようだ。毎度のことだが、次に期待しよう。

注)Green Channelの映像をお借りしました。改めて、お礼申し上げます 。

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