ブレイクショット「がんばる記」
2000年8月5日(土) サラ系5歳以上 500万下
第2回福島7日目 第8レース (芝1,700m) 晴れ 良出走馬
馬 | 質 | 馬名 | 性 | 齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 | 前走 |
1 | 先 | グリームステージ | 牝 | 4 | 柴田未 | 53 | (美)高木 | 福島 7/22 牝500下 芝10 柴田未53 11/14 480 |
2 | 差 | グレートバッハ | 牡 | 6 | 水野 | 57 | (美)飯塚 | 福島 7/23 独騎招待500 芝20 柴田大58 12/14 442 |
3 | 追 | ゴールドベンチャー | 牡 | 5 | 小林淳 | 57 | (美)南田 | 船橋 7/26 フレンドリ ダ18 村田56 9/13 477 |
4 | 逃 | トウチェアウィン | 牝 | 5 | 江田照 | 55 | (美)矢野照 | 福島 7/22 牝500下 芝10 江田勇55 10/14 444 |
5 | 追 | ブレイクショット | 牡 | 7 | ▲嘉藤 | 53 | (美)沢 | 中山 1/15 500下 ダ12 沢56 15/16 466 |
6 | 追 | アカネキーラー | 牝 | 4 | 坂井 | 53 | (美)西塚 | 浦和 7/19 マルチ ダ14 坂井54 8/12 428 |
7 | 差 | ミヤギグルーム | 牡 | 4 | 徳吉 | 55 | (美)保田 | 福島 7/22 夏井500 芝17 徳吉55 12/14 486 |
8 | 先 | マイネルレグナム | 牡 | 5 | 吉田 | 57 | (美)清水利 | 福島 7/15 三春500 芝18 吉田57 4/16 458 |
9 | 差 | アルゴリズム | 牡 | 5 | 小野 | 57 | (美)柴田人 | 福島 7/23 500下 芝18 郷原57 8/16 450 |
10 | 先 | サクラカーリアン | 牝 | 4 | 菅原勲 | 53 | (美)畠山吉 | 東京 7/02 未勝利 芝14 後藤53 1/14 476 |
11 | 逃 | ヨシファンタジア | 牝 | 4 | 後藤 | 53 | (美)石毛 | 福島 7/16 牝未勝利 芝18 後藤53 1/16 432 |
1年7ヶ月ぶりに出走した前走が今年の正月。以来、またもや脚部不安にみまわれ、7ヶ月の休養となったブレイクショット。関係者のご努力でようやく出走にこぎつけることが出来た。トレセン・厩舎関係者・ファンの皆さんの、どうにか走らせてやりたいという願いが通じて福島最終週に間に合った。ここは初勝利を上げたゲンの良いコースである。なんとか、次走につながる競馬をしてもらいたいもの。とはいえ、強そうな馬はマイネルレグナムただ1頭、ブレイクショットなら何とか良いレースができるのでは。本来なら、応援に駆けつけたいところだが、今回はどうしても行けずTV観戦。
やはり1番人気はマイネルレグナム。ずっと900万下で活躍していた馬であり、降級2戦目で状態も上向きのよう。次いで2、3番人気は、前走未勝利勝ちの2頭サクラカーリアン、ヨシファンタジア。以下、アルゴリズム、トウチェアウィン、ブレイクショット、グリームステージ、アカネキーラー、ミヤギグルーム、ゴールドベンチャー、グレートバッハと続く。ブレイクショットは6番人気。鞍上は新人嘉藤貴行騎手。減量騎手で負担が軽いのも好材料。
レーススタート。4トウチェアウィンがスタート良くハナを奪おうとするが、内から1グリームステージが先頭を奪ってそのまま1コーナーへ。外から11ヨシファンタジアがすがり付くいていくが、それも1コーナーまで。1コーナーから2コーナーにかけて、先頭の1グリームステージ、4トウチェアウィンが後続を一気に離して10馬身程度に大差を広げる。以下、11ヨシファンタジア、1馬身差で10サクラカーリアン、さらに後ろに3ゴールドベンチャー、5ブレイクショットが合わせて追走。1馬身差で7ミヤギグルーム、9アルゴリズム。人気の8マイネルレグナムは6アカネキーラー、2グレートバッハに挟まれて、後ろから二番手を行く。9頭の後続集団はいわゆるダンゴ状態。
向こう正面で1グリームステージが4トウチェアウィンを突き放して、さらに加速。3コーナー入り口では2番手4トウチェアウィンに3馬身程度水をあけた。後続集団では向こう正面で3ゴールドベンチャーが前を伺い、3コーナーでは集団の先頭3番手に進出、11ヨシファンタジア、10サクラカーリアンを従える。しかし、4コーナーにかけて3ゴールドベンチャーはあらあらと脱落、後方に沈んでしまった。追い込み勝負と騎手が判断したのか、人気の8マイネルレグナムは3コーナーではまだ動かない。
4コーナー入り口から1グリームステージと後続の差がどんどん詰まってくる。さすがに1グリームステージも疲れた様子。ここから、8マイネルレグナムが徐々に外目を進出、中段まで押し上げる。5ブレイクショットは最内を追走するも息が上がり始めたか、だんだんと後れ始める。4コーナーで9番手まで下がってしまった。
直線に向いて8マイネルレグナムが追い込み、終始先行の1グリームステージを3/4馬身差し切って優勝。終始2番手の4トウチェアウィンは直線で脱落。替わって好位追走の10サクラカーリアンが踏ん張って3着を確保。5ブレイクショットは7番手7ミヤギグルームにクビ差及ばず、8着であった。
レース結果
順 馬 馬名 体重 増減 タイム/差 1 8 マイネルレグナム 454 -4 1:44.1 2 1 グリームステージ 484 +4 3/4 3 10 サクラカーリアン 478 +2 2・1/2 4 9 アルゴリズム 446 -4 1・1/2 5 2 グレートバッハ 442 0 1/2 6 11 ヨシファンタジア 434 +2 クビ 7 7 ミヤギグルーム 488 +2 4 8 5 ブレイクショット 468 +2 クビ 9 4 トウチェアウィン 446 +2 クビ 10 3 ゴールドベンチャー 466 -11 クビ 11 6 アカネキーラー 426 -2 3・1/2 約7ヶ月の休養明け。息が持たなかったのはしょうがない。ブレイクショットにとっては次走につながるレースであれば良しとしたい。能力は持っているのだから脚元さえ無事ならこのクラスは卒業可能だ。レース後の脚元の状態が一番気掛かりであるが、なんとか次開催の中山に登場してもらいたいもの。がんばって!
注)Green Channelの映像をお借りしました。改めて、お礼申し上げます 。