エイトマンナ「がんばる記」
1999年6月27日(日) 農林水産大臣賞典 第19回 益田優駿 アラブ系4歳 馬齢
第5回益田2日目 第9レース (ダ1,800m) 曇り 重
出走馬
馬 | 馬名 | 性 | 齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 | 前走 |
1 | リュウセイアイリス | 牝 | 4 | 世良澄 | 55 | (益田)渡辺進 | 益田06/13 C ダ13.5 世良澄 2着 392 |
2 | キッポウ | 牝 | 4 | 沖野耕 | 55 | (益田)大賀繁 | 益田05/31 C ダ13.5 沖野耕 3着 388 |
3 | ニホンカイサイノス | 牝 | 4 | 御神本 | 55 | (益田)御神本 | 益田06/06 松ヶ丘特別D ダ13.5 御神本 6着 411 |
4 | エイトマンナ | 牝 | 4 | 岡田大 | 55 | (益田)大賀一 | 益田06/12 C ダ13.5 岡田大 2着 404 |
5 | ピアドブルー | 牝 | 4 | 對ィ雄 | 55 | (益田)宮内 | 益田06/12 C ダ12 世良澄 3着 361 |
6 | エメラルドシャワー | 牝 | 4 | 戸高淳 | 55 | (益田)椋木幹 | 益田04/17 D ダ12 戸高淳 7着 376 |
7 | ヨッシャエンゼル | 牝 | 4 | 荒美年 | 55 | (益田)大賀孝 | 益田06/20 D ダ12 荒美年 3着 441 |
日本一小さいと言われる益田競馬場、1周1000mのコースは、新潟三条、福山、中津なども同じ距離であるが、フルゲート7頭?と、そのコースの狭さが原因である。優駿レースと名がついて、日本一賞金の少ないのが、この益田優駿であろう。とはいえ、そこで勝つのはやはり名誉なことである。今回、第19回益田優駿は7頭立て。出走は全て牝馬である。益田優駿の出走資格は4歳共同購入馬。共同購入馬が牝馬に多いため、近年ほとんど牝馬のみが出走との事。これはグリーンチャンネルの受け売りである。
人気は、戦績8,2,2,5の最多勝馬、2キッポウが1番人気。我がエイトマンナは2番人気である。ここまで6勝も、2着6回で連対率0.63と高い事、4月以降古馬と闘って、連をはずしていないことが評価されたのであろう。続いて、1リュウセイアイリスが3番人気。6エメラルドシャワー、3ニホンカイサイノスが4番人気を分けあう。以下、7ヨッシャエンゼル、5ピアドブルーの順。
レースは2コーナーからスタート。1周1000mのコースであるから、ほぼ2周回る。
レーススタート。6エメラルドシャワーが逃げて、直ぐ後ろを1番人気の2キッポウが追う形。3馬身はなれて、4エイトマンナ。以下さらに、4馬身離れて5ピアドブルー。続いて、3ニホンカイサイノス。正面スタンド前では6、2、4、5と後続で、縦に長い展開となった。1周回って1コーナーから2コーナーにかけて後方4頭が4エイトマンナを飲み込む勢い。バックストレッチでは後方集団が脚を使いはじめて、前と後ろの間隔が詰まってくる。残り400mで4エイトマンナが仕掛ける。4エイトマンナは7ヨッシャエンゼルを連れて上がってきた。4コーナーを回ったところで、4エイトマンナは先頭に出る。逃げた6エメラルドシャワーも頑張っている。このまま、4エイトマンナが押し切り、1着。7ヨッシャエンゼルは3馬身離されるも追い上げて2着。粘ったエメラルドシャワーが3着に入った。1番人気2キッポウは良いところ無しで惨敗。エイトマンナは強いレースで、しかもレコード勝ちであった。
レース結果
順 馬 馬名 体重 増減 タイム/差 1 4 エイトマンナ 399 -5 2.03.2(R) 2 7 ヨッシャエンゼル 440 -1 3 3 6 エメラルドシャワー 377 +1 1・1/2 4 1 リュウセイアイリス 401 +9 2 5 2 キッポウ 394 +6 8 6 3 ニホンカイサイノス 421 +10 2 7 5 ピアドブルー 362 +1 4
新井昭二牧場、今年初の重賞勝ち!その世代で1番になるのはやはり、気持ちが良いものである。今後は、交流レースにも出走して、活躍してくれる事を望みたい。
注)GreenChannelのTV映像をお借りしました。改めて、お礼申し上げます。