サテライトシャルカ「がんばる記」
1999年12月7日(火) 3歳 サラ3歳
第16回大井1日目 第2レース (ダ1,500m) 晴れ 良出走馬
馬 | 馬名 | 性 | 齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 | 前走 |
1 | ナスノサンデー | 牝 | 3 | 山口勲 | 54 | (大井)岡部盛 | 大井11/27 3歳 宮浦正53 ダ14 2/10 405 |
2 | ショウハイガリバー | 牡 | 3 | 宮浦正 | 54 | (大井)蛯名末 | 大井11/10 3歳新馬 的場文53 ダ10 1/9 492 |
3 | サンキョウゴールド | 牡 | 3 | 薮井武 | 54 | (大井)鈴木冨 | 大井11/09 こむらさき特 薮井武54 ダ16 12/14 459 |
4 | イエローパワー | 牡 | 3 | 石崎隆 | 54 | (大井)高橋三 | 大井11/12 3歳新馬 石崎隆53 ダ10 1/9 479 |
5 | ベルモントルビー | 牝 | 3 | 的場文 | 53 | (大井)長沼 | 大井11/26 3歳 的場文53 ダ14 8/12 438 |
6 | ベストンステディー | 牝 | 3 | 張田京 | 53 | (船橋)田中美 | 船橋11/18 特選3歳 張田京53 ダ14 5/11 438 |
7 | サテライトシャルカ | 牡 | 3 | 堀千亜 | 54 | (大井)香取和 | 大井11/25 山茶花特 戸崎圭53 ダ15 8/10 485 |
前回、初のブリンカーを着けたものの8着と、大方の期待を裏切ってしまったサテライトシャルカ。いかにその気持ちをレースに向かわせるかがポイントであろう。今回、香取調教師は自厩舎所属の戸崎騎手から、ベテラン堀千亜樹騎手に乗り替わりの英断を下した。さて、その効果やいかに。
今回も、平日のためTV観戦となった。TVの解説者もサテライトシャルカの能力は認めているのだが、それが結果につながらないと首をかしげている様子。パドックでは、いつもの煩いところがなく、心なしか元気が無いとの見方である。やはり3歳馬は煩いところが有るくらいの方が元気があって良いと私も同感である。
レースは7頭立てと少頭数。ごちゃごちゃしないで、サテライトシャルカにとっては良いかもしれない。人気は新馬緒戦を圧倒的なタイムで勝ったイエローパワー。不動の1番人気である。鞍上石崎騎手で言うこと無し。この馬は大井の名物予想屋佐々木の予想の1押し馬だと聞いている。2番人気はベルモントルビー、続いて船橋所属のベストンステディーと牝馬勢。ショウハイガリバー、サンキョウゴールドと続いて、サテライトシャルカは6番人気である。
レーススタート。7サテライトシャルカは今回も半馬身出遅れる。4イエローパワーが余裕の勢いで先頭に立つ。しかし、7サテライトシャルカも果敢に先行争いに加わろうと騎手が気合いをつける。1コーナーでは先行する2番手3サンキョウゴールドを7サテライトシャルカが捕らえて並走の隊形。7サテライトシャルカは更に上がって単独2番手になった。
向こう正面に入って、1コーナー最後方であった6ベストンステディーが一気に上がってくる。3コーナー手前で7サテライトシャルカを交わし、さらに4イエローパワーに並びかける。そのまま3、4コーナーを回って直線に。直線を向いて、後方の5ベルモントルビーが上がってくる。しかし、先頭争いは完全に4イエローパワー、6ベストンステディーに絞られる。脚色は4イエローパワーが断然。結局、4イエローパワーが6ベストンステディーを2馬身半離して楽勝。追い込んだ5ベルモントルビーが7サテライトシャルカを交わして2着と4馬身差の3着。7サテライトシャルカはさらに2馬身差の4着であった。
レース結果
順 馬 馬名 体重 増減 タイム/差 1 4 イエローパワー 473 -6 1:38.3 2 6 ベストンステディー 436 -2 2・1/2 3 5 ベルモントルビー 439 +1 4 4 7 サテライトシャルカ 477 -8 2 5 1 ナスノサンデー 398 -7 1/2 6 2 ショウハイガリバー 488 -4 1・1/2 7 3 サンキョウゴールド 454 -5 1/2 スタートで半馬身遅れたが、果敢に先行して粘りを見せたサテライトシャルカ。しかしながら、TVでのスタート直後のシーンでは腰がふらふらして、逃げ腰の感じ。気性的にもまだまだ成長の余地があるようだ。
注)DirecTV、MXTVの映像をお借りしました。改めて、お礼申し上げます 。