サテライトシャルカ「がんばる記」

1999年10月11日(月) ぎんもくせい特別 サラ3歳特別
第12回大井4日目 第8レース (ダ1,400m) 晴れ 良

出走馬

馬名 騎手 斤量 厩舎 前走
1 シーエフタイム 3 鷹見浩 54 (小林)大山二 大井9/11 3歳 佐藤祐53 ダ12 1:17.7 1/8 475
2 サテライトシャルカ 3 戸崎圭 54 (大井)香取 大井9/23 新馬 戸崎圭52 ダ10 1:03.6 1/10 486
3 アエノマックイーン 3 森下博 54 (小林)三坂盛 大井9/24 フレッシュスター特 桑島孝54 ダ14 1:31.9 9/10 450
4 レイカミノ 3 佐藤祐 53 (小林)大山二 大井9/20 3歳 佐藤祐53 ダ12 1:16.4 1/11 464
5 ベルモントヒット 3 的場文 54 (大井)阪本一 大井8/13 3歳オープン 的場文53 ダ12 1:14.6 1/6 467
6 ホクリョースバル 3 張田京 53 (大井)栗田泰 大井9/20 3歳 張田京53 ダ12 1:17.3 1/9 475
7 デザートスノー 3 桑島孝 54 (大井)鈴木冨 大井9/10 3歳特選 薮井武54 ダ12 1:16.4 7/8 441
8 アネスト 3 内田博 54 (大井)飯野文 札幌8/22 クローバー賞 宮崎光53 芝15 1:33.1 7/9 416
9 トワノハヤブサ 3 立花伸 53 (大井)荒居 大井9/21 3歳 藤江昭53 ダ12 1:17.3 3/7 469
10 マロシャン 3 河津裕 54 (川崎)安池成 川崎9/10 桔梗特別 河津裕54 ダ15 1:41.0 7/9 448
11 カネショウエミーナ 3 嶋村彰 53 (大井)竹山 大井9/10 3歳 嶋村彰53 ダ12 1:16.1 2/6 485
12 テルブレイバリー 3 佐宗応 53 (大井)菅原秀 大井9/21 3歳 佐宗応54 ダ12 1:17.8 5/7 520
13 ミッドナイトムーン 3 石崎隆 53 (川崎)山崎尋 大井9/21 3歳 佐々竹53 ダ12 1:17.8 6/7 451

9/23の新馬戦をあざやかに勝ち上がったサテライトシャルカ。前回のレース後、香取調教師は次走の出走時期は未定だが、3歳特別戦に出すよと宣言していた。果たして、10/11の大井ぎんもくせい特別に出走登録。距離が1000mから一気に1400mに延びるのが不安材料であるが、能力で何とかしてもらいたいもの。出走メンバーを眺めると、新馬1戦だけの馬はサテライトシャルカだけ。しかも、いずれも1200mは経験している。益々、不安材料だらけである。香取調教師も、「馬は前回より若干調子が良い。ここでこの馬のレベルがどの程度か見極めがつくでしょう」と悠然としたものである。

当日は、南部杯とかち合って、生のレースは観戦できない。TV録画で観戦である。
人気は前走3歳オープンを勝った5ベルモントヒット。持ち時計が断然抜きんでている。次いで道営から移籍の8アネスト。以下、7デザートスノー、13ミッドナイトムーン、4レイカミノ、1シーエフタイム。そして、我がサテライトシャルカは7番人気である。前走、楽な勝ち方とはいえ、いきなり400mも距離が伸びては、しかも3歳馬にとっては酷であろうという見方が一般だ。しかも初のナイター競馬。

4コーナーを周って2番手スタート直後レーススタート。予想通り、5ベルモントヒットが逃げを打つ。内をついて2サテライトシャルカ、その外を4レイカミノ、11カネショウエミーナ、12テルブレイバリーと4頭が続く。やや遅れて、13ミッドナイトムーン、9トワノハヤブサが間を取って追走。さらに2馬身後方を、8アネスト、1シーエフタイム、6ホクリョースバルらが追う形。

第3コーナーでも先頭は変わらず5ベルモントヒット。4レイカミノ、12テルブレイバリー、2サテライトシャルカが雁行で追う。11カネショウエミーナは後れ、替わって8アネストが徐々に進出する。4コーナーでは2サテライトシャルカが2番手に上がる。内を突いて13ミッドナイトムーンが3番手を伺っている。直線の半ばから8アネストが叩いて勢い良く上がってくる。さらに大外を3アエノマックイーンが上がってくる。しかし、ゴール前では各馬の脚色は同じに。一方、2サテライトシャルカは直線頑張るもドンドン置いていかれる。やはり、息が持たなかった。

レースは、5ベルモントヒットが楽勝。8アネスト、3アエノマックイーンが追い込んで2、3着という結果。

レース結果直線、粘るが...

馬名 体重 増減 タイム/差
1 5 ベルモントヒット 465 -2 1:28.9
2 8 アネスト 439 +23 2・1/2
3 3 アエノマックイーン 449 -1 2・1/2
4 7 デザートスノー 438 -3 1・1/2
5 13 ミッドナイトムーン 447 -4 4
6 2 サテライトシャルカ 481 -5 3/4
7 10 マロシャン 445 -3 1/2
8 6 ホクリョースバル 480 +5 1
9 11 カネショウエミーナ 484 -1 2
10 9 トワノハヤブサ 468 -1 1・1/2
11 12 テルブレイバリー 526 +6 4
12 1 シーエフタイム 477 +2 1
13 4 レイカミノ 462 -2 1

サテライトシャルカは直線で、みんなどうしてそんなに速いの?とばかりにキョトンとして走っていたようだった。上には上がいることを良く理解したであろう。次走は、この経験をいかして勝利に結びつけてくれることを信じてやまない。次は、生応援に行くぞ!

注)DirecTV、MXTVの映像をお借りしました。改めて、お礼申し上げます

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