サテライトシャルカ「がんばる記」

2001年2月14日(水) サラ系一般C1六
第19回大井2日目 第6レース (ダ1,400m) 晴れ 良

出走馬

馬名 騎手 斤量 厩舎 前走
1 エイコウフェイス 4 達城 53 (大井)高岩隆 大井 1/14 選抜C1 達城53 ダ15 6/14 454
2 アイアイラブリー 5 小安 53 (大井)中村健 大井 1/30 C1 小安53 ダ14 5/12 459
3 ミヤギモンド 5 的場直 53 (大井)永岡 大井 1/30 選抜C1 的場直53 ダ16 14/14 459
4 ヒカルカマタ 6 矢吹 55 (大井)菅原秀 大井 1/31 選抜C1 佐宗55 ダ16 13/13 502
5 リワードインカム 4 石崎 55 (大井)太田 大井 1/29 品川区特別C2 石崎55 ダ16 2/13 516
6 アサヒシャトル 4 武智 55 (大井)武智 大井 9/27 選抜C1 武智55 ダ16 6/14 475
7 スーパーニイガタ 5 的場文 55 (大井)赤嶺本 大井 1/29 C1 的場直55 ダ14 5/12 469
8 イブキブラボー 4 市村 55 (大井)田中利 大井 1/30 選抜C1 市村55 ダ16 6/14 472
9 アオバレディ 5 △宗形 51 (大井)長尾 大井 1/30 選抜C1 宗形51 ダ16 12/14 429
10 サテライトシャルカ 4 55 (大井)香取 大井 1/30 C1 堀55 ダ14 6/12 485
11 トモロウストーン 5 薮井 53 (大井)鈴木冨 大井 1/30 C1 薮井53 ダ14 7/12 447
12 コートドール 4 内田 55 (大井)須田明 中京 1/03 ケンタウロスC 戸部尚55 ダ17 1/12 438

年明け2走は4、6着と人気を裏切ってしまったサテライトシャルカ。TV画面で見てもすばらしい馬体をしているのに結果が伴わない。シャドーロールにブリンカーと重装備がはずせないのは、やはり気性に問題があるのだろうか。他馬を怖がると香取調教師から聞いていたが、まだまだ成長の余地が残っているのだろう。ともあれ、昨年12月以来のサテライトシャルカの応援に張り切って大井に向かった。

返し馬:堀千亜樹騎手今回もレースは1400m、堀千亜樹騎手と、このところお手馬になっている。人気は名古屋からの移籍馬、コートドールが1番人気。名古屋で8勝して勇躍、南関東に移籍してきたようだ。果たして狭い名古屋競馬から大井競馬に来て、その実力を発揮できるかがポイントであろう。2番人気は、スーパーニイガタ。上山からの移籍馬。前々走C2クラスを勝ち上がってきた上がり馬。鞍上、的場文騎手というも人気の一つか。3番人気はこれも、金沢からの移籍馬エイコウフェイス。C1クラスで連対実績がある程度。4番人気リワードインカム、5番人気が我がサテライトシャルカ。ここのところ人気を裏切ったことが、如実に人気に反映しているようだ。以下人気順に、アイアイラブリーヒカルカマタミヤギモンドイブキブラボートモロウストーンアサヒシャトルアオバレディであった。

レースは1コーナー奥のポケットからスタートする。ファンファーレが鳴ってレーススタート。勢い良く飛び出したのは4ヒカルカマタ。続いて3ミヤギモンド、2馬身差で7スーパーニイガタ、8イブキブラボー。10サテライトシャルカは中段6番手あたりに控える。2コーナーで先頭は4ヒカルカマタ。差が無く3ミヤギモンド。さらに5馬身後ろに7スーパーニイガタ、8イブキブラボー。5番手10サテライトシャルカ、6番手に1番人気の12コートドールが1馬身差で。直後に1エイコウフェイス、2馬身差で9アオバレディ、11トモロウストーン。後方3頭、2アイアイラブリーが単騎追走、5リワードインカム、6アサヒシャトルは控える競馬に徹するようだ。向こう正面で2番手3ミヤギモンドが先頭4に並びかける。12コートドールも徐々に前を伺う態勢。しかし、全体の隊列は縦長に。先頭のペースが速いのか。

激しく追い込むゴール前残り200m7番手で3コーナーで3ミヤギモンドが先頭に立つ。12コートドールも4番手まで上がってくる。連れて1エイコウフェイスも上がって来る。一方、10サテライトシャルカは各馬が上がって来るにつれて徐々に後退。7番手まで引いてしまった。各馬はそのまま4コーナーへ。12コートドールが手応え良く馬なりで3番手に上がる。

4コーナーを回って直線に向いて残り400m。先頭は尚も3ミヤギモンド。しかし、残り200m手前から先頭に立ったのは7スーパーニイガタ。両馬の間を1エイコウフェイスが差して来て、3頭が追い比べ。4ヒカルカマタは後退して4番手。残り100mで1が先頭に。後方からは大外を10サテライトシャルカが追い込んでくるが、ここでは、まだ前3頭に4馬身程の差だ。

結局、残り200mで抜け出した1エイコウフェイスが粘って1着。大外を差してきた10サテライトシャルカが先頭に3/4馬身差及ばず2着。3着は一旦先頭に立ったものの粘れず、2着10サテライトシャルカにアタマ差で及ばなかった7スーパーニイガタであった。

レース結果2着ゴール

馬名 体重 増減 タイム/差
1 1 エイコウフェイス 455 +1 1:28.7
2 10 サテライトシャルカ 482 -3 3/4
3 7 スーパーニイガタ 468 -1 アタマ
4 4 ヒカルカマタ 501 -1 2・1/2
5 8 イブキブラボー 470 -2 クビ
6 5 リワードインカム 521 +5 1/2
7 11 トモロウストーン 451 +4 2・1/2
8 9 アオバレディ 428 -1 ハナ
9 6 アサヒシャトル 470 -5 ハナ
10 2 アイアイラブリー 463 +4 1・1/2
11 3 ミヤギモンド 459 0 アタマ
12 12 コートドール 438 0 2・1/2

最後の直線で大外を差してきたサテライトシャルカ。その末脚には見るべきものがあった。今日のように後方から差してきたのははじめてではないか。他馬を怖がる性格がいくらか改善されてきた証拠に違いない。C1クラスにくすぶっている馬ではないよサテライトシャルカ!。

後日談 :前走の6着はスタート後の落鉄が原因だそうだ。両方前を落鉄してしまったそうで、結果は度外視しましょう。

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