サテライトシャルカ「がんばる記」
2000年7月9日(日) 4歳 サラ系4歳
第6回大井1日目 第4レース (ダ1,600m) 晴れ 稍重出走馬
馬 | 馬名 | 性 | 齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 | 前走 |
1 | グレートデリバー | 牡 | 4 | 佐藤晃 | 54 | (大井)小池 | 大井 6/03 4歳 市村誠54 ダ16 3/9 461 |
2 | エムジーカントリー | 牡 | 4 | 的場文 | 54 | (大井)栗田 | 大井 6/19 選抜4歳 内田博54 ダ16 2/13 466 |
3 | マツノロックオー | 牡 | 4 | 本村 | 54 | (大井)五百蔵 | 大井 6/19 選抜4歳 的場直54 ダ16 13/13 473 |
4 | スギヘクター | 牡 | 4 | 森下 | 54 | (大井)倉内 | 大井 6/03 4歳 森下54 ダ16 3/10 473 |
5 | サテライトシャルカ | 牡 | 4 | 山田勝 | 54 | (大井)香取和 | 大井 6/19 4歳 山田勝54 ダ16 4/11 477 |
6 | ラッキーウイング | 牝 | 4 | 湯浅 | 53 | (船橋)佐々総 | 船橋 6/27 '00ベストステッキ 湯浅53 ダ16 4/11 425 |
7 | ティーケーガール | 牝 | 4 | 國平幸 | 53 | (大井)石田 | 大井 6/21 4歳 國平幸53 ダ15 1/10 437 |
8 | ビューティージル | 牝 | 4 | 佐藤隆 | 53 | (船橋)米山 | 船橋 6/28 水芭蕉特別 森下53 ダ16 5/14 422 |
9 | レオシーズン | 牡 | 4 | 見澤 | 54 | (浦和)村田貴 | 大井 6/19 4歳 森下54 ダ16 2/11 445 |
10 | ベストンステディー | 牝 | 4 | 左海 | 53 | (船橋)田中美 | 船橋 6/28 水芭蕉特別 左海53 ダ16 12/14 428 |
11 | ダイワコマンダー | 牡 | 4 | 桑島 | 54 | (大井)矢作 | 大井 6/19 ハマナス特別 桑島54 ダ17 9/14 410 |
12 | マサノオペラ | 牝 | 4 | 立花 | 53 | (大井)荒居 | 大井 6/20 乙女ゆり特別 立花53 ダ16 5/14 445 |
休み明け2走目に凡走してしまったものの、それ以外は掲示板を賑わしているサテライトシャルカ。しかし、パドックでの異常な発汗は、すなわち精神的にまだまだ未熟な証拠。大きな成長が望まれるところである。ただし、持ちタイム自身はそれなりのものを持っているのだから、あとは逃げて先行・マイペースに持込めさえすれば勝機はあるはず。今回、枠順も真中で逃げたいサテライトシャルカにとっては絶好枠。そろそろ、勝ち星が欲しいものである。
さて今回は、残念ながらTV観戦。1番人気は前走、選抜4歳で2着の好調、エムジーカントリー。続いて、前走サテライトシャルカと同じレースに出走し、あのブラックジュピターと死闘を演じたレオシーズンが2番人気。サテライトシャルカは譲って3番人気である。4番人気以下は順に、スギヘクター、ティーケーガール、グレートデリバー、ラッキーウイング、ビューティージル、ベストンステディー、マサノオペラ、ダイワコマンダー、マツノロックオーであった。サテライトシャルカの鞍上は今回も山田勝騎手。香取厩舎所属の騎手である。
レーススタート。スタートで5サテライトシャルカの鞍上山田勝騎手が出鞭をいれて先頭に立とうとする。外から8ビューティージルもハナを奪うべく気合をつけるが、5サテライトシャルカが先頭を奪う。直線で2番手に約1馬身程の差だ。さらに外を10ベストンステディーが追走。内では1グレートデリバーががんばる。以下3マツノロックオー、6ラッキーウイング、7ティーケーガールあたりが差も無く追走。先頭集団はダンゴ状態。このまま、1コーナーへ。
1コーナーから2コーナーへかけて7ティーケーガールが上がって4番手に。向こう正面に入って依然、先頭は5サテライトシャルカ。2番手は半馬身差で8ビューティージル、直ぐ外に10ベストンステディーが続き、勢いつけた7ティーケーガールが前2頭に競りかける。直後に1グレートデリバー。6番手以下は2馬身差である。ただし、全体のペースは遅く、5サテライトシャルカの思うつぼ。3コーナーでは10ベストンステディーが8ビューティージルに競りかけ、4コーナーで交わす。さらに内から1グレートデリバーも、8ビューティージルを交わす。
直線に向いて先頭5サテライトシャルカ、2番手10ベストンステディー、3番手1グレートデリバーの3頭が抜け出し、後続を突き放しながらの3頭マッチレースに。残り150mで10ベストンステディーが5サテライトシャルカを交わすかと見えたが、道中楽をしていた5サテライトシャルカが二の脚を使って10ベストンステディーを突き放す。結局、5サテライトシャルカが10ベストンステディーに1/2馬身差をつけて逃げ切り勝ち。1グレートデリバーが2馬身半差で3着であった。
レース結果
順 馬 馬名 体重 増減 タイム/差 1 5 サテライトシャルカ 479 +2 1:43.9 2 10 ベストンステディー 424 -4 1/2 3 1 グレートデリバー 460 -1 2・1/2 4 2 エムジーカントリー 465 -1 2・1/2 5 6 ラッキーウイング 413 -12 クビ 6 7 ティーケーガール 439 +2 ハナ 7 8 ビューティージル 420 -2 1・1/2 8 12 マサノオペラ 437 -8 3 9 9 レオシーズン 444 -1 アタマ 10 11 ダイワコマンダー 417 +7 2・1/2 11 4 スギヘクター 453 -8 3 12 3 マツノロックオー 472 -1 1・1/2 やったぁ!サテライトシャルカ。絶妙の逃げで直線に向いて追いすがる2着ベストンステディーを、二の脚で退ける強い競馬。こんな力が有ったのだと感心させられた。今後はさらに強い相手と闘う事になろうが、自分の競馬をしていれば必ず道は開けるに違いない。さらなる、飛躍を望むよサテライトシャルカ!
注)PerfecTVの映像をお借りしました。改めて、お礼申し上げます。