サテライトスマイル「がんばる記」
1998年12月29日(火) サラC1 四組
第13回浦和2日目 第12レース サラC1(ダ1,600m) 晴 良
出走馬
馬 | 質 | 馬名 | 性 | 齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 | 前走 |
1 | 追 | ゴールドガイア | 牝 | 4 | 松井 | 53 | (浦)川村 | 浦12/08 C1四組 ロバーツ 53 ダ16 7着 458 |
2 | 先 | ゲームフリーク | 牡 | 5 | 白田 | 55 | (船)渋谷 | 船11/24 C1六組 張田 55 ダ16 12着 472 |
3 | 先 | スターセキヒョウ | 牡 | 7 | 石崎 | 55 | (浦)野口 | 浦12/08 C1四組 莅戸 55 ダ16 8着 470 |
4 | 追 | フジノキリマル | 牡 | 8 | 繁田 | 53 | (浦)岡田 | 浦12/08 C1四組 繁田 53 ダ16 10着 496 |
5 | 差 | ファインワカクサ | 牝 | 6 | 本間 | 53 | (浦)稲葉 | 浦12/08 C1四組 本間 53 ダ16 4着 433 |
6 | 先 | ファインベル | 牡 | 4 | 吉田 | 55 | (浦)横山 | 中央未勝利 転入 |
7 | 差 | ワンダーバリュー | 牡 | 5 | 薮口 | 55 | (浦)鈴木 | 浦12/08 C1四組 薮口 55 ダ16 3着 457 |
8 | 逃 | オーバクサン | 牡 | 6 | 市沢 | 55 | (浦)広瀬 | 浦12/08 C1四組 木村佳 55 ダ16 6着 476 |
9 | 逃 | サテライトスマイル | 牡 | 6 | 佐々清 | 55 | (船)佐々総 | 船12/15 C1四組 佐々清 55 ダ16 2着 475 |
10 | 先 | クリノフリーウェイ | 牡 | 7 | 桃井 | 55 | (浦)西川 | 浦12/08 C1四組 桃井 55 ダ16 4着 452 |
11 | 先 | タカオハイブ | 牡 | 6 | 田部 | 55 | (浦)中矢 | 浦12/07 C1五組 薮口 55 ダ16 4着 515 |
C2のレースを2連勝し、C1へ上がった緒戦の前々走はカコイサンデーの3着、前走はそれまで逃げていたのを先行し、最後も伸びるという味な競馬をしたサテライトスマイル、次走は勝つと確信を持たせるものであった。あとは、いつ競馬を使うかが焦点であったが、暮れも押しつまった12/29に出走となった。
馬体重発表では+2kgの477kg。以前は460kg台で走っていたから若干太めかもしれないが、パドックに出てきたサテライトスマイルにそんな気配はない。むしろたてがみを編み込んでかなり入念にめかし込んでいるところをみると厩舎サイドも必勝を期しての出張競馬と見て取れる。厩務員さんの意気込みをも感じた。12レースの馬たちがパドックに出てきた時には既に西日が傾いており、パドック内は黄色に染まり、馬の毛艶が良く分からない。しかし、ひいき目かサテライトスマイルは順調そのものに見える。しかし、鼻筋に白い流星がすっと通ってなかなか男前だ。(実は「あらいん」、初対面なんです)
佐々木清騎手が騎乗。騎手が乗るとチョット首を上げ下げするが、これは競走馬ならあたりまえ。返し馬も、ゴール板の前を静かに通り過ぎる。逃げの脚を温存する戦法かな。前走、先行から最後伸びてきたとはいえ、今日は逃げでいくのか。はたまた柳の下のどじょうか。競馬専門紙2紙はみな逃げると見ている。いずれにしても前で競馬をするはず。このところの好調で、人気も3番人気と株を上げているサテライトスマイルであった。
浦和競馬場はご存知左回り。1600mのレースは3コーナー出口あたりからスタートする。私はゴール板の前で陣取っていたので、スタート後の様子が見えなかった。それでもスタート後、馬たちが正面を通過する。サテライトスマイルは集団にどんどん飲み込まれていく。信じられない光景だった。向こう正面の様子で勝利を完全にあきらめてしまった。最後の直線も、追い上げるどころか、ズルズル後退。結局8着であった。中央から転入緒戦のファインベルは故障してしまいましたが、どうなったのでしょうか心配。
レース結果
順 馬 馬名 タイム/差 1 7 ワンダーバリュー 不明 2 5 ファインワカクサ 3 3 スターセキヒョウ : 8 9 サテライトスマイル : 6 ファインベル 競走中止
レース後、サテライトスマイルの様子を見に洗い場へ。3番人気で不可解な負け方をしたので、薬物検査を受けるそうだ。薬物検査は、レースの1〜3着は全て受けるのでしたっけ?それから、今回のサテライトスマイルのような人気をして負けた馬も検査をするのである。公正な競馬を確保するための予防処置ですね。検査場の洗い場にいると、佐々木総調教師も私を捜しに現れた。勝手に洗い場に潜り込んで失礼しました。しかし、厩務員さんも、佐々木調教師もまったく今日の結果が信じられない様子。今日は勝つと信じていたのに。それは私も同じ。その後、サテライトスマイルを囲んで馬談義。サテライトスマイルは夏に弱くて、夏場はバテて使えないそうだ。馬は多かれ少なかれそうですけどね。
佐々木総調教師は、次は次回の船橋競馬を使う予定だとおっしゃる。調子のいいときにどんどん勝って欲しいものである。しかし、なかなか口取り写真は撮れないものだ。私が疫病神ではないかと恐れるこの頃だ...(sigh)