リュウパープル「がんばる記」

1999年5月23日(日) サラ系5歳以上 500万円以下(別定)
第1回新潟8日目 第6レース (ダ1,700m) 晴、良

出走馬

馬名 騎手 厩舎 前走
1 パソドラード 5 吉永 56 (美)元石孝 東京 05/08 500万下 ダ16 伊藤暢 12着 472
2 イブキマンパワー 5 △酒井 55 (栗)中尾謙 京都 02/20 500万下 ダ18 常石 6着 464
3 リュウパープル 6 ▲二本柳 55 (美)境征 新潟 05/03 上越特別 ダ17 中館 1着 514
4 キラリヒカル 5 水野 56 (栗)佐藤林 中山 04/18 500万下 ダ18 小林淳 11着 454
5 アイムアラジン 5 後藤 56 (美)稗田研 東京 11/01 500万下 ダ21 蝦名 2着 444
6 マヤノフルート 5 ▲宇田 54 (栗)坂口正 新潟 04/24 500万下 ダ17 秋山 3着 452
7 マキハタコンコルド 5 渡辺 56 (栗)新川恵 新潟 04/24 500万下 ダ17 久保田 11着 442
8 ハクサンラッキー 5 古川 56 (栗)松元省 京都 05/09 500万下 ダ18 藤田 9着 508
9 マイネルファントム 6 土谷 57 (美)清水利 新潟 05/08 500万下 ダ17 土谷 3着 502
10 タニノポリシー 6 村山 57 (栗)松田国 新潟 04/25 清津峡特別 ダ17 村山 4着 492
11 キングフイーバー 5 橋本広 56 (栗)松永勇 新潟 05/08 500万下 ダ17 村田 8着 458
12 ジャストアドラゴン セン 5 橋本美 56 (栗)坪正直 京都 05/09 500万下 ダ18 山田和 3着 484

4コーナー直線を向いて前走、新潟の地方交流競走で久々に1着になったリュウパープル、レースは見ていないが55kgで出走できたことが好結果を生んだのであろう。ここでも、減量騎手を擁して55kgで出走。新人の二本柳騎手は、ここまで8勝。先週は一気に3勝を上げるなど、乗りに乗っている若手のホープである。新人王もねらっているのでしょう。リュウパープルをうまく操ってくれて連勝を期待したいものである。

人気は、前走清津峡特別でリュウパープルに先着し、ここでも力上位の10タニノポリシー。2番人気は我がリュウパープル。前走の1着と、減量騎手による負担重量2kg減が、好意的に見られているのであろう。続いて、6マヤノフルート、12ジャストアドラゴン、9マイネルファントムと前走3着馬がずらりと並ぶ。

パドックはテレビ観戦。きびきびした歩様であるが、解説者の評価はそれほどでもない。しかし、最終的な推奨馬の3頭のうちの1頭にリュウパープルを挙げてくれる。良く見ると、黒いシャドーロールをしている。前々回はしていなかったので、最近つけ始めたのであろう。前回の勝ちはこれの効果だったのだろうか。

ゴール前の追い比べレーススタート。スタートは各馬スムーズに出る。3リュウパープルは2イブキマンパワー、9マイネルファントム、10タニノポリシーなどを引き連れて無理せずさっとハナに。そのまま1コーナーに先頭で飛び込む。2コーナーでは約1馬身。そのまま向こう正面では1馬身半程度の差をつけ、マイペース。4コーナーのカーブでは最内を3リュウパープルが、続いて9マイネルファントム、10タニノポリシーが斜め直ぐ後ろ、2イブキマンパワーが3リュウパープルの直後に。

最終コーナーを回り、直線を向いて10タニノポリシーが3リュウパープルに競りかけてくる。今まではここで、失速というパターンであった。3リュウパープルが逃げるが、10タニノポリシーがドンドン追い込んでくる。他馬は2頭に離されるだけ。残り150mあたりから2頭のマッチレースになった。それでも3リュウパープルの方がアタマ差程前に出ている。しかし、ゴール寸前で10タニノポリシーが又グイと伸びたところでゴールイン。3リュウパープルはアタマを上げた時、10タニノポリシーはアタマを下げた時にゴールであった。写真判定まで長かったこと...結果は3リュウパープルがハナ差で1着。う〜ん、強くなったねえ。根性見直した!

レース結果きわどいゴール

馬名 体重 増減 タイム/差
1 3 リュウパープル 520 +6 1.46.3
2 10 タニノポリシー 506 +14 ハナ
3 2 イブキマンパワー 442 -22 7
4 9 マイネルファントム 500 -2 2・1/2
5 8 ハクサンラッキー 500 -8 1・1/4
6 4 キラリヒカル 450 -2 2・1/2
7 12 ジャストアドラゴン 478 -6 1/2
8 7 マキハタコンコルド 452 +10 1・1/4
9 5 アイムアラジン 440 0 1/2
10 6 マヤノフルート 456 +4 2
11 1 パソドラード 468 -4 1/2
12 11 キングフィーバー 456 -2 4

レース後の二本柳騎手の感想。「ハナに行くように言われたので思い切ってスタンド前から気合いを入れた。道中単騎で逃げられた。前走より時計も速く競り合ってしぶとい馬ですね(週間競馬ブックより)」。リュウパープル、次もがんばれ!

注)GreenChannelのTV映像をお借りしました。改めて、お礼申し上げます。

目次へ