人気は前走、10リュウパープルと同じレースで３着であった７ストリートシンガー、500万条件を１着して同条件に再び走る８アイアンターフ、500万条件を２着の６バイオレットマーチと、いずれも前走好走組みである。以下、２リワードオルデン、９シンワンズベストの順。10リュウパープルは７番人気であった。16は出走取り消し。
10リュウパープル。パドックでは後肢の踏み込みも強く、巨体を弾ませる様に歩いている。気合いが乗り過ぎているくらいだ。なかなか、やりそうな気配。ＴＶを見る限りでは、なかなか良さそうである。
レース、スタート。まず８アイアンターフが先頭、続いて２リワードオルデンが行く。10リュウパープルはちょっと離れて３番手。このまま１コーナーに入る。２コーナーから３コーナーまで２と８が入れ替わりながら先頭集団を形成。１番人気７ストリートシンガーも３番手に上がってくるが、３コーナーでは、６バイオレットマーチが３番手に。10リュウパープルはそれでも、４番手で粘っている。３コーナーから４コーナーにかけて、６が上がり、２が脱落する。４コーナーを周ったところで８、６が４馬身差ほど前で、先頭争いをしている。10リュウパープルは２番手グループの先頭である。脚色はまだまだ余裕がある。ここで差すんだ10リュウパープル！しかし、前の２頭の脚色もしっかりしている。これでは、前には届かないか？
３着を確保しようと鞍上武幸四郎君が、鞭をいれる。しかし、９シンワンズベストが10リュウパープルに体を合わせてくる。９との叩き合いだ。がんばれ！！！見る方も力が入る。
しかし、結局９に1/2馬身先着されて、10リュウパープルは４着であった。
