リュウパープル「がんばる記」
2000年12月30日(土)春待月特別 サラ系一般 A1A2
第15回宇都宮6日目 第9レース (ダ1,900m) 晴れ、良
出走馬
馬 | 質 | 馬名 | 性 | 齢 | 騎手 | 斤 | 厩舎 | 前走 |
1 | 先 | ヒノモトショウグン | 牡 | 6 | 野澤 | 54 | (足利)川村正 | 足利12/11 A2B1 ダ18 小野55 8/10 475 |
2 | 追 | サホロランラン | 牡 | 7 | 加藤 | 55 | (足利)堀江富 | 足利12/14 ばん阿賞 ダ18 山口53 8/9 462 |
3 | 先 | ヤマノアサブキ | 牡 | 9 | 小野 | 55 | (宇都)川村元 | 足利12/13 A1、2 ダ18 小野55 5/10 527 |
4 | 自 | リュウパープル | 牡 | 7 | 粂川 | 53 | (宇都)平石勉 | 足利12/13 A1、2 ダ18 内田54 8/10 507 |
5 | 差 | ランドヒューマ | 牡 | 10 | 内田 | 55 | (宇都)花塚進 | 宇都宮11/22 A2B1 ダ15 内田55 3/9 485 |
6 | 追 | ノムラダイヤオー | 牡 | 7 | 早川 | 55 | (宇都)平石勉 | 足利12/13 A1、2 ダ18 早川53 1/10 505 |
7 | 先 | ミスターホクトオー | 牡 | 8 | 高橋 | 54 | (足利)長島康 | 足利12/13 A1、2 ダ18 高橋53 9/10 465 |
8 | 先 | スーパーリーチ | 牡 | 7 | 青木 | 53 | (宇都)平石勉 | 足利12/13 A1、2 ダ18 粂川54 7/10 537 |
9 | 先 | スクオールブルボン | 牡 | 8 | 蛯名 | 54 | (足利)川原道 | 足利12/11 A2B1 ダ18 蛯名55 5/10 483 |
10 | 差 |
ナポレオンソロ |
牡 | 11 | 山田 | 53 | (足利)岩淵義 | 足利12/13 A1、2 ダ18 加藤54 6/10 499 |
宇都宮移籍後、2走して4着、8着。前走では距離を考えて控えた結果があだになったようなリュウパープル。引き続き脚元は問題無いようで、暮れも押し迫まった12/30、とちぎ大賞典の前座レースとしてのA1A2特別レースに登録してきた。今回も距離は1900mと、現在のリュウパープルにとっては少々長いかも。それでも、心意気に感じて応援にかけつけた。
このところ冷え込んだ北関東・宇都宮競馬場も、さすがに、とちぎ大賞典当日は大賑わいである。ブライアンズロマンの44勝目をひとめ見ようと集まったのか。普段ならパドックでカメラを構えている人間などいやしない。しかし、今日はあちこちにカメラ片手に競馬談義が咲いている。いつもこうなら地方競馬も安泰なのだが。そういう自分も新井昭二牧場の馬が出走しなければ、来ないのだが、、、
人気は混戦模様を抜け出したのが久々を叩いたランドヒューマ。なんと10歳馬である。鞍上内田利雄騎手の魅力も手伝っているのだろう。2番人気はばん阿賞出走の、サホロランラン。能力は高いという評価。次いで最近好調の、ノムラダイヤオー。4番人気に、リュウパープル。以下、ヤマノアサブキ、スクオールブルボン、ヒノモトショウグン、ミスターホクトオー、スーパーリーチ、ナポレオンソロと続く。
今回、リュウパープルの鞍上は粂川京利騎手。馬体重は+7kgで中央時代の体重に戻った。今日のパドックでのリュウパープルの様子は少々落ち付きが無い。走りたくてたまらない様子が伺える。前の2回よりは大分気合が乗ってきている。周回の時折こちらを振り向いてジッと見つめる様子は、私を覚えてくれているのかな?
レースは2コーナ出口からスタート。 さっと先頭を奪ったのは4リュウパープル。向こう正面で先頭は4リュウパープル。1馬身も離されずに8スーパーリーチ。1馬身半後ろに内から1ヒノモトショウグン、2サホロランラン、5ランドヒューマが続く。そのまま各馬は長丁場を見越して淡々と距離を刻む体勢か。
正面スタンド前で、先頭は4リュウパープル。1馬身差で外目を8スーパーリーチ。1馬身半後ろに、1ヒノモトショウグン、2サホロランラン、5ランドヒューマ。直ぐ直後に、9スクオールブルボン、6ノムラダイヤオー、3ヤマノアサブキ。2馬身離れて7ミスターホクトオー、10ナポレオンソロが最後尾。先頭から最後尾まで10馬身程度のコンパクトな展開。1、2コーナーにかけて馬なりで先頭4リュウパープル、2番手8スーパーリーチが後続を離し、4馬身程度の差をつける。向こう正面で2サホロランランが仕掛けて、3コーナー手前で前2頭に追いつく。しかし、まだ先頭は4リュウパープル。
3コーナーで2サホロランラン、5ランドヒューマが2番手グループに上がり、8スーパーリーチが後退して4番手に。1ヒノモトショウグンも最内をずるずる後退して8番手まで下がる。4コーナーでは、先頭の5ランドヒューマ、4リュウパープル、2サホロランラン、6ノムラダイヤオーと後続の差が3馬身程度まで広がる。しかし、4コーナー出口までに後続から7ミスターホクトオーが激しく追い込んできた。
直線に向いて先頭は2サホロランラン。2番手6ノムラダイヤオー。3番手5ランドヒューマ。4番手4リュウパープル。2サホロランラン、6ノムラダイヤオー、の脚色が目立つ。2サホロランラン、6ノムラダイヤオーの1、2着は確定的。残り100mで、後続が5ランドヒューマ、4リュウパープルに襲い掛かってどっと押し寄せてきた。結局、大外を追い込んだ7ミスターホクトオーが3着。4リュウパープルはゴール前わずかに粘れず混戦の中7着であった。
レース結果
順 馬 馬名 体重 増減 タイム/差 1 2 サホロランラン 468 +1 2:07.1 2 6 ノムラダイヤオー 500 -5 2 3 7 ミスターホクトオー 465 0 5 4 1 ヒノモトショウグン 473 -2 3/4 5 10 ナポレオンソロ 496 -3 クビ 6 5 ランドヒューマ 492 +7 3/4 7 4 リュウパープル 514 +7 1 8 3 ヤマノアサブキ 533 +6 1・1/2 9 8 スーパーリーチ 544 +7 1・1/2 10 9 スクオールブルボン 488 +5 4
今回は、どこまで行けるかハナに行く作戦だったようだ。2周目4コーナー手前まで先頭を突っ走って、最後は力尽きたが、これでもう少し短ければ勝っていたのでは。脚元も全く問題無いので、次回も使う予定とのこと。21世紀、まず1勝を上げようぜ!リュウパープル!