リュウパープル「がんばる記」
2000年12月13日(水) せんげん山特別 サラ系一般 A1A2
第5回足利5日目 第9レース (ダ1,800m) 晴れ、良
出走馬
馬 | 質 | 馬名 | 性 | 齢 | 騎手 | 斤 | 厩舎 | 前走 |
1 | 先 | トレビアン | 牡 | 7 | 平澤 | 55 | (宇都)菅原末 | 宇都宮12/03 二荒賞 ダ19 柴嵜53 7/9 502 |
2 | 差 | ナポレオンソロ | 牡 | 11 | 加藤 | 54 | (足利)岩淵義 | 宇都宮11/22 シクラメン特別A2 ダ15 小野55 8/9 495 |
3 | 先 | ミスターホクトオー | 牡 | 8 | 高橋 | 53 | (足利)長島康 | 宇都宮11/22 シクラメン特別A2 ダ15 高橋55 6/9 460 |
4 | 追 | ノムラダイヤオー | 牡 | 7 | 早川 | 53 | (宇都)平石勉 | 宇都宮11/22 シクラメン特別A2 ダ15 平澤55 5/9 508 |
5 | 自 | フジミバッキンガム | 牡 | 7 | 山口竜 | 54 | (宇都)室井兼 | 宇都宮12/03 二荒賞 ダ19 山口竜53 4/9 448 |
6 | 先 | ヤマノアサブキ | 牡 | 9 | 小野 | 55 | (宇都)川村元 | 宇都宮12/03 二荒賞 ダ19 小野53 8/9 530 |
7 | 先 | スーパーリーチ | 牡 | 7 | 粂川 | 54 | (宇都)平石勉 | 宇都宮12/01 羽黒山特別A2 ダ15 粂川55 7/8 532 |
8 | 自 | リュウパープル | 牡 | 7 | 内田 | 54 | (宇都)平石勉 | 宇都宮12/01 羽黒山特別A2 ダ15 内田55 3/8 508 |
9 | 差 | タカラホマレ | セ | 5 | 佐々木 | 54 | (宇都)小松沢 | 宇都宮12/03 二荒賞 ダ19 佐々木53 5/9 502 |
10 | 先 |
ステージマックス |
牡 | 6 | 山口 | 55 | (足利)手塚佳 | 宇都宮12/03 二荒賞 ダ19 山口53 9/9 502 |
前走、11ヶ月ぶりの実戦で3着とまずまずの好走をしたリュウパープル。次の足利、宇都宮開催に順調なら使うつもりとの予告通り、足利開催に登録してきた。ならば、新井昭二牧場撮影班、出陣しなければなるまい(^^;
僚馬アトラスエースの南関東移籍以来、足利競馬場からも足が遠のいていたが、万障繰り合わせての足利遠征。前走ブライアンズロマンがサラ最多勝利記録(異論もあるようですが)を決めた二荒賞出走組みが大挙して出走。明日のD重賞ばん阿賞にちょっと力が足りないくらいの栃木A級馬が出走だけにリュウパープルにとってもここが正念場か。
人気は二荒賞最先着のフジミバッキンガムが1番人気。馬体もしっかりして、人気もうなずける。2番人気タカラホマレ、3番人気トレビアンはいずれも二荒賞出走馬。我がリュウパープルは4番人気。以下、ヤマノアサブキ、ノムラダイヤオーが続く。7番人気以下は、ナポレオンソロ、ミスターホクトオー、スーパーリーチ、ステージマックスが同じ7番人気(笑)地方競馬には良くあることだが、人気の無い馬の単勝は買われないこともある。前走私がリュウパープルの複勝をわずか買ったら110円しかつかなかった位だから、、、(悲)
今回もリュウパープルの鞍上は内田利雄騎手。前回私がパドックでカメラを構えていたら怪訝な顔をされていたが、今回は厩舎スタッフに事情を聞いていたのだろう、カメラを向けると微笑んでいる。頼みますよ!
足利競馬場は1周1100mの小回りコース。1800mのスタート地点は向こう正面ほぼ11時の位置。返し馬は前回同様ピョコタン駈足で周回。向こう正面の直線を気合つけた程度。今回は少々距離が長くなるので抑えた返し馬をしたようだ。
レーススタート。大きく出遅れたのが10ステージマックス。他の9頭は綺麗にスタート。二の脚を使って1トレビアンが飛び出した。1馬身差で3ミスターホクトオー、9タカラホマレ、7スーパーリーチが続く。やや遅れて、5フジミバッキンガム、4ノムラダイヤオー、2ナポレオンソロ、8リュウパープル、6ヤマノアサブキ。各馬の差はそれほどない。しかし、3コーナーで7スーパーリーチが前に進出、1周目4コーナーで先頭に踊り出る。3ミスターホクトオーはずるずる後退し、後続の第2集団に飲み込まれる。先頭7スーパーリーチから1馬身差で1トレビアン、さらに3馬身差で9タカラホマレが続く。第2集団はさらに3馬身後方。1周目4コーナーのコーナリングで8リュウパープルは大きく外に膨れる。やはり小回りコースに戸惑っている様子。
スタンド前では7スーパーリーチが先頭。3馬身差で1トレビアン、さらに2馬身後ろに9タカラホマレ、差がなく4ノムラダイヤオー、5フジミバッキンガムの体勢。8リュウパープルは前を行く6ヤマノアサブキ、2ナポレオンソロ、3ミスターホクトオーの3頭の後方、ブービーの位置。スタンド前直線で5フジミバッキンガムが仕掛けて徐々に前に。1〜2コーナーで前を行く4ノムラダイヤオーを交わして9タカラホマレに迫る。7スーパーリーチ、1トレビアンの1、2番手は変らず。
2コーナーで各馬が動きはじめ、先頭7スーパーリーチのリードが無くなり、集団はダンゴ状態に。向こう正面で、4ノムラダイヤオーが抜け出し3コーナーで先頭に立つ。8リュウパープルも騎手の手が動きはじめるが前を行く2、3号馬の2頭を交わすも、それ以上前に出る脚色ではない。
4コーナーを回って4ノムラダイヤオー、1トレビアンの叩き合い。これをクビ差制したのが4ノムラダイヤオー。2着は1トレビアン。9タカラホマレも粘って3着確保。4着以下は全く伸びず、各馬の間隔が離れただけ。結局、8リュウパープルは8着であった。
レース結果
順 馬 馬名 体重 増減 タイム/差 1 4 ノムラダイヤオー 505 -3 2:00.5 2 1 トレビアン 502 0 クビ 3 9 タカラホマレ 470 +2 3/4 4 5 フジミバッキンガム 456 +8 2 5 6 ヤマノアサブキ 527 -3 3 6 2 ナポレオンソロ 499 +4 4 7 7 スーパーリーチ 537 +5 アタマ 8 8 リュウパープル 507 -1 1 9 3 ミスターホクトオー 465 +5 5 10 10 ステージマックス 483 +3 大差
距離はJRA時代走り慣れている距離とはいえ、明らかに小回りコースに戸惑っている感じ。専門紙に平石勉師が「もうひと叩きほしいところ」と言っているように、もうすこしレース慣れが必要かな。先行・逃げのレースを展開する力は持っているのだから、叩いて良化に期待したいところ。