リュウパープル「がんばる記」

2000年1月16日(日) 初凪賞 サラ系5歳以上 900万円以下(ハンデ)
第1回中山6日目 第9レース (ダ1,800m) 曇り、稍重

出走馬

馬名 騎手 厩舎 前走
1 ホシノカミコウチ 5 小林淳 51 (美)古賀史 中山12/25 900下 ダ18 小林淳53 11/16 506
2 ベターツールド 8 柴田未 50 (美)久保田 小倉12/19 岩国(900) ダ17 佐藤年 15/15 480
3 トラックブレーヴ 8 勝浦 51 (美)久恒 中山12/25 900下 ダ18 勝浦56 13/16 542
4 エイシンオークリー 7 嶋田 51 (美)嶋田潤 中山12/19 900下 ダ18 ロバー54 16/16 488
5 サンユウリュウオー 5 江田照 53 (美)田子 中山12/25 900下 ダ18 土谷55 5/16 484
6 ハイフレンドピュア 6 横山義 57 (美)成島 中山12/19 900下 ダ18 横山義57 9/16 506
7 リュウパープル 7 高橋明 52 (美)境征 中山12/11 900下 ダ18 ロバー56 15/15 532
8 グランカスケード 7 岡部 54 (美)宗像 中山 1/5 成田(900) ダ24 横山典56 7/10 526
9 ビルトシェーン 6 蛯名 52 (美)増沢 中山12/18 霞浦(900) 芝12 蛯名52 14/16 468
10 カーリアンシチー 5 松田 52 (栗)佐々晶 阪神12/26 江坂(900) 芝25 武幸55 9/9 502
11 レザーゲイル 7 中館 53 (美)古山 中山 1/5 900下 ダ12 中谷53 4/16 488
12 キタサンモガンボ 7 木幡 55 (美)嶋田功 中山12/19 千葉TV(900)ダ18 吉田56 13/16 508
13 カミワザ 5 伊藤直 51 (美)伊藤圭 京都 1/5 900下 ダ18 熊沢56 9/14 464
14 サンライトガッツ 7 郷原 53 (美)野平 中山 1/5 900下 ダ12 郷原56 9/16 458
15 フォージドチャンプ 5 高山 53 (美)手塚 中山12/25 900下 ダ18 高山55 1/16 484
16 グレイズシチー 6 菊池憲 54 (美)嶋田功 中山12/19 900下 ダ18 菊池憲54 1/16 512

前走、レース中に心房細動を発症してタイムオーバーを喫してしまった、リュウパープル。かなりの心配をさせられたが、約1ヶ月して再びターフに戻ってきてくれた。今回は900万下の特別レース、ハンデ戦とはいえ、中山のゴール前の坂はきつさは半端じゃあない。再発しなければ良いがと一人、気をもむのであった。

スタート直後の先行争い今回は所用でテレビ観戦。人気は同距離で3勝を上げ、900万下で活躍しているグランカスケード。鞍上岡部騎手と54kgのハンデが魅力。次いで、2番人気は差が無く、ハイフレンドピュア。前々走、900万下で勝ち星を上げているが、トップハンデが如何に影響するかである。3番人気はやはり、900万下クラスの常連、レザーゲイル。以下、前走500万下を勝ち上がった、グレイズシチー。上がり馬、ビルトシェーンと続く。我がリュウパープルは14番人気であった。仕方のないところ。

レーススタート直前、5サンユウリュウオーが発馬機内で転倒するアクシデント。前肢を傷めて競争除外となった。逃げ馬のサンユウリュウオーが除外でレース展開はどうなることやら。

仕切り直して、レーススタート。大外16グレイズシチーが大きく出遅れる。さっと先手を取ったのは、13カミワザ、4エイシンオークリー、7リュウパープル。続いて6ハイフレンドピュア、10カーリアンシチー、12キタサンモガンボが前々で先行体勢に。人気の8グランカスケードがその後ろ。1コーナーへは4エイシンオークリー、13カミワザの順でなだれ込み、12キタサンモガンボ、7リュウパープルが続く。3コーナーへ先陣争いこのまま、2コーナーから向こう正面へ。レースは速いペースで進む。リュウパープルが前に行くと決まってペースは速くなるなあと、独り言。

3コーナーで、6ハイフレンドピュアが7リュウパープルを交わして4番手になる。8グランカスケードも好位で折り合い、余裕の手応え。3コーナーから4コーナーにかけて8グランカスケードが進出して来て、4番手に上がる。直線に向いて6ハイフレンドピュアが、まず仕掛けて先頭に。必死にがんばる。しかし、その内を後ろから来た8グランカスケードが突いて、ゴール直前で交わす。結果は、8グランカスケードが1着、6ハイフレンドピュアがクビ差の2着。3着には、これも後方から進出の9ビルトシェーン。以下、粘った4エイシンオークリー、追い込んだ3トラックブレーヴが掲示板に載った。7リュウパープルは直線でズルズル後退し、シンガリ負け。

レース結果4コーナーでは最後方

馬名 体重 増減 タイム/差
1 8 グランカスケード 524 -2 1:52.8
2 6 ハイフレンドピュア 504 -2 クビ
3 9 ビルトシェーン 468 0 3
4 4 エイシンオークリー 484 -4 1・1/2
5 3 トラックブレーヴ 532 -10 2
6 1 ホシノカミコウチ 504 -2 アタマ
7 13 カミワザ 464 0 1・3/4
8 15 フォージドチャンプ 488 +4 3/4
9 16 グレイズシチー 516 +4 3/4
10 14 サンライトガッツ 460 +2 クビ
11 11 レザーゲイル 484 -4 ハナ
12 12 キタサンモガンボ 508 0 クビ
13 2 ベターツールド 490 +10 クビ
14 10 カーリアンシチー 494 -8 大差
15 7 リュウパープル 532 0 2・1/2
サンユウリュウオー 490 +6  

前走が前走だけに、今回はあまり無理をしなかったのであろう。4コーナー坂下までは先行勢についていけたし、心房細動の影響も全くないようで、一安心である。リュウパープルが勝利を上げているのは、いずれもローカルの平坦馬場。やはり、中山など、坂のあるコースは不得手なのであろう。もっとも、最近は坂路コースで調教されているので、坂のある中央のコースでも活躍を期待したいものではあるが。次回は、掲示板を目指そうね。

注)TV-TokyoのTV映像をお借りしました。改めて、お礼申し上げます。

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